チャチャチャのリズムを体で表現できていますか?
軽快でリズミカルなチャチャチャ。 見ているだけでも楽しくなりますが、実際に踊ってみると、「上手な人の動きと何か違うな~」と感じることがありませんか?
チャチャチャ特有のリズムに乗れず、動きがぎこちなくなってしまったり、ルンバと同じような動きになってしまったり、そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今日のブログでは、チャチャチャをより上手に、そして気持ちよく踊るためのコツを、「アクセントの取り方」と「ルンバとの違い」という2つの視点から書いていきます。
最重要!チャチャチャは「1」と「3」にアクセント
チャチャチャを踊る上で最も重要なのは、「音楽に乗ること」です。 そして、音楽に乗るためには、「アクセントの取り方」がカギを握ります。
チャチャチャの音楽は、4拍子の中に「チャチャチャ」という3つの音が入るのが特徴ですが、 この時、カウント「1」と「3」にアクセントを置いてみましょう。
言葉で表現すると、
- 「ワン・ツー・スリー・フォー・エン・ワン」
というように、「1」と「3」を強く意識します。 このアクセントを体で表現することで、自然とチャチャチャらしいリズムが生まれます。
動きの力加減を言葉を加えると
- 「ワン(強)・ツー(中)・スリー(強)・フォー(弱)・エン(弱)・ワン(強)」
アクセントを「見せる」練習法
カウント「1」と「3」のアクセントを意識するだけでなく、見ている人にもそのアクセントが伝わるように練習することが大切です。
まずは、一人で、シャッセやロックステップなどの基本ステップを踏みながら、様々なチャチャチャの曲を流してみましょう。 そして、カウント「1」と「3」で、
- 腰を強く振る
- しっかりと体重を乗せる
- しっかりと膝を伸ばす
など、自分なりの方法でアクセントを表現してみてください。 鏡を見ながら練習すると、より効果的です。
ここが違う!ルンバとチャチャチャ
チャチャチャとルンバは、どちらもラテンダンスですが、動きの質は大きく異なります。
特に以下の3つのポイントを意識することで、チャチャチャらしい動きに近づけることができます。
-
ヒップの動き:
- ルンバ:腰を回転、横移動、回転と、8の字を描くように、大きく動かす
- チャチャチャ:音楽が速いので、横に振ることを意識する
-
膝の使い方:
- ルンバ:両膝を伸ばす表現を意識する
- チャチャチャ:両膝の入れ替えと、その時の膝を曲げる向きを正面ではなく、内側に向ける
-
重心移動:
- ルンバ:片足に体重をしっかりと乗せ、その足で立つ
- チャチャチャ:中間バランス(両足の中間に重心を置く)を意識する
これらの違いを理解し、意識して練習することで、チャチャチャとルンバの踊り分けができるようになります。
ボディを安定させ、軸を意識する
チャチャチャを踊っている最中に上体がブレてしまう、動きすぎてしまう、その原因の多くは、ボディの使い方にあります。
ボディを安定させるためには、
- お腹を引き締める
- 背筋を伸ばす
- 頭の位置、傾きなど動かさなにようにする
といった基本的な姿勢を意識することが大切です。
さらに、ボディの中身にしっかりと軸を持つことも重要です。
これは言葉で説明するのが難しい部分ですが、レッスンで先生に直接指導を受けたり、上手なダンサーの動きを観察したりすることで、徐々に感覚を掴んでいくようにしましょう。
アクセントとルンバとの違いを意識して、チャチャチャを楽しく踊ろう!
今回は、チャチャチャを上手に踊るためのコツとして、
- カウント「1」と「3」のアクセントを意識すること
- ルンバとの違いを理解すること
- ボディを安定させ、軸を意識すること
の3つのポイントを書きました。
これらのポイントを意識して練習することで、チャチャチャをより楽に、そして楽しく踊れるようになるはずです。
ぜひ、次回のレッスンや練習の際に、今回ご紹介した内容を参考に、チャチャチャに挑戦してみてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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