相手を尊重し、自分を表現する
社交ダンスは、二人で踊ることで、互いの動きを補い合い、一人では表現できない良い踊りを生み出すことができます。
それは、ダンスの上達だけでなく、円滑なコミュニケーションにおいても大切な要素を含んでいます。
今回は、社交ダンスから学んだ「ヒロス流コミュニケーション術」として、「私」と「あなた」を意識した会話方法について書いていきたいと思います。
自分と相手、両方の視点を大切に
社交ダンスでは、練習中にお互いにアドバイスをしたり、意見交換をする場面が多くあります。
その際に、意識的に「私」と「あなた」という言葉を使うことで、よりスムーズで建設的なコミュニケーションを取ることができるはずです。
「あなた」は、相手に何かをお願いしたり、希望を伝えたりする時に使い、「私」は、自分自身の考えや意見を主体的に伝える時に使います。
例えば、「あなたはもう少し大きくステップを踏んでみて」「私はもう少しゆっくりリードしてほしい」のように、それぞれの立場を明確にすることで、誤解を防ぎ、相手への配慮を示すことができます。
自分も相手も、超能力者ではない、だから、話さないと伝わらない、わからない。相手が何を考えているのか、言葉で伝え合わなければ分からない、という意識も大切だと思います。
安心して話せる関係性を築く
「私」と「あなた」を意識したコミュニケーションを効果的に行うためには、相手との信頼関係がとても重要です。
以前のブログでも何度かお伝えしたように、「安心して話せて、安心して聞ける人間関係」を築くことが、より良いコミュニケーションの基盤となります。
相手を尊重し、自分の意見も率直に伝えられる、そんな良好な関係性を築くことで、「私」と「あなた」という言葉を使った建設的な会話が生まれやすくなるはずです。
社交ダンスも、人生も、協力し合って
社交ダンスは、二人で協力し合い、互いの力を補い合うことで、より素晴らしいダンスを生み出すことができます。
「お互いに補うこと」は、人生、日常生活全般において共通することです。
日常生活でもビジネスでも、自分と相手の能力や個性を尊重し、協力し合うことで、より大きな成果を上げ、より豊かな人間関係、穏やかな生活を築くことができるはずです。
社交ダンスから学んだ、ヒロス流考え方の話でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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