社交ダンスから学ぶ「自分らしさ」と「個性」:意識と無意識の調和

自分の個性を受け入れるということ

今回は、社交ダンスから学んだ「自分らしさ」と「個性」について書きたいと思います。

意識と無意識、その両方が合わさった自分らしさを受け入れることで、自分の個性、自分らしさを感じられるようになると思います。

立場や考えた中での言動と無意識から生まれる自分の言動、それらすべてを合わせたものが自分である思うことで、他人の言動の1面を見て、勝手にその人らしさと勘違いすることも防げると思います。

社交ダンスにおける意識と無意識:踊りは個性の表現

社交ダンスにおける自分の動きは、意識して動かせる部分と、無意識に反応して動く部分の両方から成り立っています。

リードやフォローを意識的に行う一方で、様々な動きの中で無意識に生まれる動きや表現もあります。

つまり、意識と無意識、この二つの要素が合わせたものが、その人の踊りということだと思います。

社交ダンスは、自分自身で動く部分と無意識で動く部分があることを感じ、そして踊っている相手も同じように意識と無意で踊っているということを理解することで、自分らしさ、その人らしさを自然と理解できるようになると思います。

日常生活やビジネスにも通じる「意識と無意識」

社交ダンスに限らず、日常生活やビジネスの場面でも、意識的な行動と無意識的な行動の両方があると思います。

役割や立場を意識した言動がある一方で、無意識の思考習慣から生まれる行動や反応もあります。

無意識のうちに出てしまう言動を見て、「それがあなたの本当の気持ちだよね?」と指摘されたり、指摘したりした経験はありませんか?

私たちは、意識的な行動と無意識的な行動のどちらが「本当の自分」なのか、悩むこともあるかもしれません。でも、その両方が混ざり合ったものが、自分らしさ、その人らしさだと思います。

自分らしさは「意識」と「無意識」の調和

社交ダンスの視点から考えると、意識できる動きと無意識の動き、その両方が合わさって、その人の踊り、そしてその人らしさが表現されているように感じます。

日常生活やビジネスにおいても、意識的な言動と無意識的な言動、その両方をひっくるめて「自分らしさ」「その人らしさ」と捉えることで、自己否定や他人を評価する頻度を減らし、より自然体でいられるのではないでしょうか。

さらに、心の中で思っていることと、実際に相手に伝える言葉や態度が異なる場合もあります。

これもまた、自分らしさの一部と言えるでしょう。どちらか一方が本来の自分だと思うことで疲れが生まれてしまうと思います。

心の中の声と、実際に表出した行動、その両方が合わさって、より複雑で多面的な「自分らしさ」が作られていくものだと思います。

相手の個性を受け入れるということ

このように、自分自身の「意識」と「無意識」の両方を統合して「自分らしさ」として受け入れることは、他者への理解にも必ず繋がります。

相手の意識的な言動だけでなく、無意識的な言動もひっくるめて「その人らしさ」として受け入れることで、より良い人間関係を築くことができると思います。

自分らしさを受け入れ、個性を尊重する社会へ

社交ダンスを通して、私たちは「自分らしさ」とは、意識と無意識の調和によって生まれるものであることを学べると思います。

そして、この考え方は、日常生活やビジネスの場面においても、自分自身を理解し、他者と良好な関係を築くための重要な思考習慣だと思います。

自分らしさを受け入れ、個性を尊重する人間関係を築くために、まずは自分自身の「意識」と「無意識」の声に耳を傾け、ありのままの自分を認めることで、周りの人の「その人らしさ」も認めることができるようになると思います。

一つの言動で、自分らしさ、その人らしさを決めることなく、様々な面、プラスもマイナスもある中で、よりよい人柄を目指し、それぞれの自分らしさを鍛え、互いに認め合う社会になるといいな。と思います。

そんな思考習慣も、社交ダンスで気づけたように思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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