「心の中で」どんな言葉を話していますか?
私たちは日々、たくさんの言葉を発していますが、実は、 心の中 でも、常に自分自身に語りかけています。
この 「心の中で話す言葉」 を インナーワード と言います。
そして、このインナーワードは、 社交ダンス だけでなく、 日常生活 や ビジネスシーン においても、私たちのパフォーマンスや心の状態に大きな影響を与える、とても重要なものです。
これまでのブログでも、インナーワードに関する記事をいくつも書いてきました。
・インナーワードは15文字以内の短文が大事
・我慢強さの鍛え方
・否定思考から前向き思考への言葉の使い方
今回のブログでもインナーワードの使い方と鍛え方について書いていこうと思います。
インナーワード: 潜在意識に語りかける魔法の言葉✨
インナーワードは、 1日に約3万語 も使われていると言われています。
驚くべきことに、そのほとんどが心の中で 無意識 のうちに発せられている言葉だと思います。
「今日も疲れたなぁ…」
「ついてないな…」
「うまくいくはずがない…」
ネガティブなインナーワードを繰り返していると、
自己肯定感が下がり、行動意欲が減退し、パフォーマンスの低下に繋がってしまうことがとても心配です。
運が悪くなってしまうように感じます。
逆に、
「今日は良いことがありそう!」
「自分にはできる!」
「きっとうまくいく!」
このようなポジティブなインナーワードを意識的に使うことで、
心の状態が前向きになり、行動を起こしやすくなり、パフォーマンス向上にも繋がるはずです。
社交ダンスにも効果あり! ポジティブな言葉で、心も体も軽やかに!
社交ダンスは、ステップやテクニックはもちろん重要ですが、 心の状態 が大きく影響するものだと思います。
気持ちを切り替えるスイッチに!
例えば、練習やレッスンの前に、
「よし、集中して練習するぞ!」
「今日は、楽しく踊るぞ!」
と、心の中で自分に声をかけることで、日常生活の気分から、ダンスモードへと気持ちを切り替えることができると思います。
ダンサーの気持ちに切り替えることで、もう一つの自分の姿に入り込むためにも、大事な心の準備運動だと思います。
表現力を豊かに!
「相手を笑顔にしたい」
「音楽を心から楽しみたい」
そんなポジティブな気持ちを込めて踊ることで、自然と表情や動きにも変化が現れ、より魅力的な表情でダンスを踊れると思います。
ポジティブ・インナーワードを習慣化する3つの方法
1. 日常生活の中で「感謝」の気持ちを意識する
「ありがとう」
「感謝します」
「今日も一日、健康で過ごせてありがたい」
感謝の気持ちを心の中で繰り返すことで、心が温かくなり、自然と前向きな言葉が生まれやすくなります。
具体的な何かがなくても、漠然とした感謝の気持ちになることが大切なことだと思います。
2. 社交ダンスへの「愛情」を深める
「社交ダンスが大好き!」
「健康で踊れることに感謝!」
「一緒に踊ってくれる人がいて嬉しい!」
社交ダンスへの愛情、相手に対する愛情と感謝を再確認することで、自分自身の貢献意欲、役割意識、モチベーションが上がり、レッスンにも練習にも自然に熱が入ると思います。
3. 具体的な「行動目標」を言葉にする
また、社交ダンスのときには、
「視線」「内回りだ!」「ホールド!」「ノーフットライズ!」
などの具体的な注意点をインナーワードをつぶやくことも有効な方法だと思います。
目標を明確に言葉にすることで、集中力が高まり、具体的な行動に繋がりやすくなります。
心と体は繋がっている
ネガティブな言葉で心と身体、表情を硬くするのではなく、ポジティブな言葉で心を満たすこと、上手く踊れている自分のイメージだけで満たすこと。
インナーワードを意識することで、イメージも良くなり、心も体も軽やかに、そして、社交ダンスをもっと楽しめるようになると思います。
誰にも聞かれてしまうことがない、インナーワードは、明るく、前向きな、ちょっと照れくさいぐらいいい感じの言葉を使っていきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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