理解を深めるために反対の意味を考えること
社交ダンスのレッスンでは
・アクセントをもっと強く表現してとか
・大きく動いてとか
・もっと切れよく早く動こう
などいろいろなアドバイスを聞きます。
そんなアドバイスの多くには
◆反対の意味を含んでいることが多い
ということを
今回のブログで話したいと思います。
アドバイスには2つの意味が含まれている
という例をあげてみます。
・強く表現してというアドバイスには
小さく表現するところがあるということ
・大きく動いてというアドバイスには
小さく部分もあるということ
・切れよく動いてというアドバイスには
ゆったりゆっくり動くところがあるということ
このように
アドバイスの内容にはほとんどの場合
反対の意味を含んでいるといういことを
知っておくと良いと思います。
アドバイスには反対の意味が
あることを知らない場合
アドバイスだけのことを考えて
大きく、強く、切れよくという部分を
表現しようとすればするほど
それ以外の部分の踊りも
大きく、強く、キレよく踊ってしまいがちです。
そうなると、
踊り全体が大きく、強く、キレよくなることで
強調したい部分が強調しづらくなってしまいます。
そうなることを防ぐためには
◆アドバイスには反対の意味を含んでいるということを
知っておくことが大事です。
アドバイスは片方のことだけ言われることが多い
周りからの助言アドバイスは
片方だけの場合が多くて
丁寧に反対の意味も一緒にアドバイスを受けることは少ないと思います。
ここは、大きく、ここは弱くという表と裏のような
反対の意味をセットで
言われることは少ないです。
だから、
◆言われたアドバイスに含まれる反対の意味を
”自ら意識すること”が重要です。
アドバイスの反対の意味を
自ら意識して踊ることで
コントラストある動きにつながることが多いです。
・強くというアドバイでは、弱いところがあると理解する
・大きくというアドバイでは、小さい部分を探す
・キレよくというアドバイでは、ゆっくり動くところを見つける
というアドバイの反対の意味を自ら意識することで
対比(コントラスト)を表現ができるになります。
そうすると、
気持ちよく踊れると同時に
周りから見ても良い踊りになります。
社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも
1.周りからのアドバイスには
反対の意味もあると意識すること
2.周りからのアドバイスは
片方だけ言われていると意識すること
3.アドバイスの反対を意識すると
コントラスト対比が生まれてくること
このことを知っておくと
周りからの助言、アドバイスの効果、効能を
自分の中で2倍にすることができると思います。
・1つのアドバイスを2倍にするコツ
・コントラストを生むことがリズムを生み全体がいい感じなる
社交ダンスから学んだヒロス流考え方の話でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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