ヒロス流思考:モチベーションアップ指導の難しさ ~相手を動かすための真の会話術とは~

なぜ、モチベーションアップ指導は難しいのか?

皆様、こんにちは。今回は、ヒロス流考え方の視点から、「相手や部下のモチベーションアップ、やる気アップ指導の難しさ」について考えてみたいと思います。

多くの人が経験する悩みの一つに、『どうすれば相手や部下のモチベーションを上げられるのか?』という課題があります。

しかし、現実は、この課題は非常に難しいものだと思います。

その最大の理由は、モチベーションアップには「上手な会話」が不可欠であり、その「上手な会話」自体が非常に難しいからです。

会話の本質:キャッチボールで例えた深い理解

ビジネスの場面ではよく、会話をキャッチボールに例えます。

しかし、多くの人は「ボールの投げ合い」という表面的なレベルでしか理解していないのではないでしょうか?

本気で効果的な会話をするためには、以下の4つの要素を深く理解する必要があります。

  1. どんなボール(言葉)を使うのか?: 相手の状況や立場、性格を考慮した言葉選びが重要です。

  2. どんな投げ方(言い方)をするのか?: 同じ言葉でも、トーンや表情、しぐさによって伝わり方が大きく変わります。

  3. どんな距離で投げ合うのか(会話するのか)?: 相手との適切な距離感を保ち、心理的な安全性(安心して話せて、安心して聞ける状態)を意識することが大切です。

  4. どのタイミングでボールを投げ始めるのか(言葉を掛けるのか)?: 相手の心の準備や来てもらえる準備ができているかなどの状況を見極め、適切なタイミングで話しかけることが重要です。

つまり、指導や教育においては、言葉の内容以前に、会話そのもののテクニックを自分自身、そして上司や指導者がしっかりと身につけている必要があると思います。

相手から見た自分の実績と共感に基づいたアドバイス

では、どのようにすれば「上手な会話」を習得し、相手のモチベーションアップに貢献できるのでしょうか?

それは、自分自身のモチベーションアップ、やる気アップの実体験、そしてその成果や実績をしっかりと示すことがスタート地点だと思います。

そして、相手があなたの経験を自分以上に理解し、評価してくれた時、初めてあなたは相手や部下のモチベーションアップ、やる気アップに対してアドバイスをする資格を持つことになると思います。

モチベーションアップは長期戦:まずは自分自身を磨くことから

社交ダンス、日常生活、ビジネス、どの場面においても、モチベーションアップ、やる気アップは、自分に対しても、相手に対しても、非常に難しい課題だと思います。

まずは10年という長期的なスパンで、自分自身のモチベーションアップ、やる気アップのテクニックを磨くことを優先することが重要だと思います。10年って、すごく長いようですが、過去の10年を振り返ってみてもわかるように、この先の10年もあっという間です。

まずは、自分自身のモチベーションアップのテクニックを磨くことで、将来、相手や部下に対して、モチベーションアップ、やる気アップのアドバイスができるようになる可能性が出てきます。

相手の心に響くアクション:会話術の向上と実績の積み重ね

相手や部下の気持ちの面に何か働きかけたいと思ったら、まずは会話のテクニック向上に努力することが大切です。

そして、相手から見た自分への実績に対する理解と高評価を得られるように、日々努力を重ねることが重要です。

その中で、良いことは継続し、まだ取り組んでいない良いことには、積極的に挑戦していくといいと思います。

今回は、社交ダンスや日常生活、ビジネスの場面から学んだ、私ヒロスの「ヒロス流考え方」の視点から、モチベーションアップ指導の難しさについて書きました。

相手を動かすための真の会話術を身につけるには、自分自身の経験と実績を積み重ね、相手への深い理解と共感を育むことが不可欠だと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント