同じ言葉でも伝わり方やわかり方は違う
同じ話を聞いてもその理解は、人それぞれ違ってきます。
その原因は3つ
・話の中で使われている用語(どんな単語を使われているか)
・聞くタイミング
・話し方や言い方の態度
・話していている相手との人間関係の距離感
さらに、
聞く側の体調(機嫌)や集中力や興味によっても
理解度、吸収力が違ってきます。
まずは、
話しをする側も聞く側も
◆言葉(話し)の理解度は、人それぞれ違う
という前提でいることが大切です。
話す人と聞く人の共通の理解度は
聞く人だけの違いではないです。
同じことを伝える話すにしても
話す人によって話し方や内容が違ってきます。
そのことも
◆相手と自分で共通の理解をすることを難しくしています。
特に
動き、感覚やタイミングなどの数字で表しにくい物事は
さらに、相手の理解が大変です。
言葉より、動きの方が、共通の理解を深めやすい場面は
多いですが、
実際には、
やっている人が意識していること
と
それを見ている側が想像しているやっている人の意識
にも違いがある場面もあるので難しいことです。
社交ダンスの動きを見ても
踊っている人が気をつけていることと
見ている人が「踊っている人はこれを気をつけているんだろうな」
ということが違うことが多いと感じます。
伝える側も伝えたいことの70%しか表現できず
聞く側も50%しか理解できない場合
お互いの共通の理解は、全体の35%ということです。
半分以上は、相手に伝わらないし
半分以上は、聞く側も理解できない
そんな状況で、学習や教育、レッスンが
進められていると知っておくことは重要だと思います。
コミュニケーションは、
言葉を使っても
行動で示しても
示す教える側も、見たり聞いたりする側も
思っている以上に理解を共有できないということ。
それを知って
◆伝え方や聞き方を日々鍛えていくことが大切だと思います。
社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも
やや臆病なくらい、慎重に
・使う言葉
・言う聞くタイミング
・相手との人間関係(信頼関係)
を意識していることを心がけると良いと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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