今日は、ヒロスのビジネスサロンの
話しです。
ヒロスの社交ダンスから学んだ
ヒロス流仕事学です。
社交ダンスの話ではなく、
【会社の上司・先輩向け】の
話しです。。。だから
厳しい言葉もあるので、
興味は社交ダンス!という方は、
他の記事にすすんでください。
社交ダンスでも、ビジネスでも
人に教えることは難しい
しかも、思っている以上に難しい
ヒロスとミスズが
ここのヒロスダンススタジオで
社交ダンスを教えて、
15年経ちました。
社交ダンスもビジネス(会社・職場)でも
同じですが、
✔一人ひとり体力も技術力も思考も違う
だから、教え方、指導のやり方も
一人ひとり違う教え方になって、
その教え方は修正の連続になります。
今回のこの記事は、
◆会社・職場 ◆職場での上司・先輩の向け
の話しになります。
会社の上司・先輩が、部下後輩に
指導する内容は、
1.業務やり方のこと
2.職場のコミュニケーションのこと
3.ホウレンソウの大切さ
4.仕事への取り組み姿勢
5.会社部署個人の目標管理のこと
大体このあたり。。。
1~5を教えておけば、
業務は、まわります。
ただ、これだけだと、
新人はどんどん辞めていってしまいそう。。。です。
辞めなくても、
・会社で過ごす時間=給料
・仕事は、右から左へ流すだけ、
・発言のすべてに保険をかけて
自分の責任にならないような範囲での仕事ばかり
になると思います。
保険をかけ、逃げ道を作った上での
発言と判断ばかり。。。
部下・後輩の言動がそうならないように
部下・後輩に丁寧に教える必要があります。
が、、、
多くの場面で、
教えることをナメている方が多いです。
多くの上司、先輩自身が
”今、現時点で貪欲に学んでいない” のに、
部下、後輩には
「具体的だけでなく抽象的なことまで教えようとしている」
この現状にムリが出てくるのだと思います。
だからまずは、自分のこと、上司・先輩の方自身が
■機嫌よく過ごし
■お客様や部下から自分ファンを増やして
■自分ひとりではやれないことをやっている状態
になることが大事です。
教えるのではなく、
✔自分を見本にしてもらう思考
自分のファンになってもらうことで、
部下が自ら学び、自ら成長して、
自ら、思考のクセ、意識、意欲、に
変化が現れると思います。
自分も部下後輩と同じ【学びの状況(進行形が大事)】に自分を置いてから
☑部下・後輩に学び方を教えることが
上司・先輩の役割だと思います。
説得力が上がるから。
自分の経験、自分の知識を教えるのは、
業務を回す意味では、とっても重要です。
そもそも業務を回せなければ、
✔今やっている効率悪いことをなくせないし
✔今やっている良いことを他の業務に活かせないし
✔今出来ていないけど将来改革改善したいことも 思いつかないし
✔今は発生していない事故クレームを 将来も防ぎ続けようというポイントも分からない
だから、業務を回すことは、基本中の基本。
この分は、指導や教育 以前の話です。
重要なことは、
教わる側も、
✔業務を回せることは、単純な基礎
という自覚を持つことです。
業務を回せる=仕事をしている=仕事ができる
と思っている方が多いです。
周りより仕事ができていると思っている状態。。。
圧倒的に、周りと違うのなら、それは、いいのですが、
だいたいの場合は、そうではないです。
現在の仕事の効率の悪さ、
仕事の重複、判断の遅さ を 反省し後悔していないからです。
自分の理想の仕事の効率、仕事の出来と自分の実際を比べて見れば、
以下に現状、実際の自分が劣っているのか、出来ていないかに
気づくはずです。
・自分がまだまだ仕事が一人前ではない、
・ファンが増えるはずもない
・自分の知識の少なさ
・自分の未熟さ
を知れば知るほど、部下や後悔の未熟さと
指導・教育をどうしたら良いのかを考え始められると思います。
社歴や、年齢、反復した回数の違いだけで、
上司ズラ、先輩面 を していては恥ずかしいと
鏡の前にたって自分に言うことが大事だと思います。
他人のお子さん、他人(同じ職場の仲間だとしても)を教えることは、
思っている以上に大事に、丁寧に、無礼な言動なく
情報とコツを伝えると良いと思います。
✔学ぶ・勉強することの大切さ
✔学び方・勉強の仕方
✔自分の仕事への意欲、意識のチェック方法・管理方法
✔機嫌よく職場で過ごす方法
✔安心して会話ができる職場の作り方
人それぞれ違う、
お互いに礼儀正しく接して、
先輩・後輩 上司・部下の
会話態度に美的センスが見えてくると
上司も部下も、
安心して会話して、どんどん実験的に、
今のやり方、今の仕事を変えてみる
ノリ良い職場が出来ていくと思います。
一人ひとり違うし、
同じ人でも、その日のレッスン、その場でも
気分状態が違う
その中で、気持ちよく社交ダンスのレッスンをうけていただく
ことを今も、今日も、意識レッスンしていきます。
仕事を右から左にまわす業務全般は上手に教えられると思います。
だけど、
■仕事の意欲、意識、
■人間性
■仕事学、人間学、哲学的なこと
■どんな気持ちでコミュニケーションしたらいいのか
などの、仕事業務を回す以前に大事な
考え方や性格や価値観の部分を
部下・後輩に上手に教えられなければ
業務を回すこと以外の大事なことは、
✔自分が読んでためになった本や、
✔自分が見本にしている上司
を伝えるだけでも良いと思います。
多く方が参考になった、自分も勉強になった本を
部下・後輩に何冊も読んで頂くことの方が、
自分が指導、教育するより、はるかに部下・後輩のために
なることを意識しておくことも大事だと思います。
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ここまでの話し
上司が部下に
・業務を教える
・おすすめの本を伝える ということだけ
の話しでは物足りないと思いますので、
ヒロス流具体的な行動案を伝えたいと思います。
1.上司・先輩が教える前に自分で自分を
指導教育すること
→本を読み、見本の先輩と話すこと
2.部下・後輩と話すときには、必ず、モメりながら
3.最終目標、中目標(中期目標)、小目標(短期目標)
を活字にして後輩・部下と一緒に進捗を管理する
4.部下のA4メモ書き(赤羽雄二さんの書籍あり)の実行しているかを
部下・後輩に毎日確認する。人のA4メモの中確認は、厳禁!!!
その書いてもらうA4メモには、
・今やっていて継続したいこと
・今やっていてやめたいこと
・やっていて1つに(融合)したいこと
・直近の問題でどうにかしたいと思ったこと
・どうすればその問題を解決できるか?という
文章でメモすること
ということをA4メモ書きすると
良いと思います。
5.課題と目標には測定可能な表現にかえていく
→評価もしやすいし、どう頑張ればいいか
わかりやすいからです。
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会社、職場の問題は、全て、人間関係に起因しています。
すべての方(上司も部下も)が、
✔とにかく安心して発言できること
✔お互いに感謝しあっていること
✔一人ひとりが機嫌よく過ごすこと
と言った環境を作っていけるといいと思います。
社交ダンスから学んだ
会社職場の上司の仕事のやり方について
ヒロス流仕事術の話でした。
社交ダンスとは、あまり関係ない
ヒロスのビジネスサロンの記事でした。
長文、最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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