社交ダンスがもっと心地よくなる。自ら楽しみ、身近な方と分かち合う練習のヒント

社交ダンスの練習スタジオの大きな鏡に貼られた、手書き風のポップなポスター。ポスターには「批判は簡単。肯定は力なり。『ミス』を責めずに『できた!』を認め合おう。」と太い丸文字で書かれており、「力」はオレンジ色、「できた!」は黄色で強調されている。背景のスタジオでは、複数のペアが笑顔で社交ダンスを練習しており、手前では男女が笑顔でお互いを指さし合いながら成果を認め合っている。

教わる安心感から一歩進み、自分たちで工夫する喜びを見つけましょう

社交ダンスをより美しく、スムーズにそして、バランスよく踊るためには、先生から教わる理論やテクニック、コツに加えて、ご自身で考え、工夫してみる前向きな姿勢が大切です。

 なぜなら、「ここをもう少しこうしてみよう」「将来のためにこう動いてみよう」と自ら試してみることで、身体の動かし方がより深く身につくからです。

そして、この自分自身で考えて、試し、工夫する過程で非常に大きな力となるのが、サークルのお仲間同士や、カップル(二人)での練習を通じた「学び合い」だと思います。

 自ら楽しみながら動き、身近な方と気づきを共有することで、社交ダンスの時間はさらに心地よく、実りあるものに変わっていくはずです。

仲間やカップルでの学び合いが、踊りを楽しく変化させる

サークルで一緒に練習する仲間や、いつも一緒に踊るパートナーとの練習時間は、踊る時間にほぼ比例して上達する素晴らしい機会です。

その際に、安心して話して、安心して相手の話を聞ける関係を作っておくことで、単にステップを繰り返すだけでなく、お互いの感覚を共有し合うことで、一人では気づけなかった新しい発見がたくさん生まれます。

良いところを見つけ、言葉で伝え合う

練習の様子をスマートフォンなどで動画に撮り、「ここの動き、とても素敵ですね」と良い部分を伝え合うのも効果的です。自分ではなかなか分からない姿勢の癖や、音楽の捉え方の違いを、お仲間やパートナーから教わることで、ご自身の踊りを客観的に見つめ直すことができます。

また、「このステップのとき、どんなふうにリードを感じている?」と、カップルでお互いの感覚を言葉にして伝え合うことも大切です。感覚的な部分を言葉にして交わすことで、お二人の息がよりぴったりと合い、見違えるように踊りやすくなっていきます。

白い背景に赤い手書き風の枠線で囲まれた、青と赤の筆文字の日本語メッセージ画像。 【書かれているテキスト】 「批判は簡単。肯定は力なり。「ミス」を責めずに「できた!」を認め合おう。」

安心して試行錯誤できる、温かい関係づくり

学び合いといっても、誰かが誰かに厳しく指導するわけではありません。大切なのは、サークルの仲間同士やカップルが「お互いに楽しく、ちょこっと踊りやすくする」という穏やかな姿勢を持つことです。

先生と生徒という枠組みを少しだけ横に置き、ダンスを愛する者同士として「どうすればもっと美しく、楽に、バランスよく踊れるか」を対等に話し合う時間を持ってみてください。

そのような温かいやり取りの中で、「もっと踊りたい」「もっと上手になりたい」という情熱が自然と引き出されていきます。

新しいステップに挑戦するときは、最初から完璧にはできません。ある程度完成された踊りを目指すのはもちろんですが、そこに至るまでの試行錯誤の過程をお互いに認め合い、一緒に楽しむことで、新しい動きへ挑戦する不安も少なくなります。

ご自身のペースで、心地よいステップを重ねていきましょう

日々の練習の中で、サークルの仲間やカップルでの学び合いを取り入れ、少しずつご自身の感覚を言葉にしていくことが、美しいダンスへの近道です。 自発的に身体を動かしたくなるような前向きな気持ちと、身近な方との対話を大切にすることで、流れるようにスムーズな踊りが生まれてきます。

私たちヒロスとミスズがお待ちするヒロスダンススタジオでも、技術をお伝えするだけでなく、皆様が安心して試行錯誤できる温かい環境づくりを大切にしています。これからも、ご自身のペースで、身近な方との語り合いを楽しみながら、心身ともに豊かなダンスライフを一緒に歩んでいきましょう。