「頑張っているのに、なぜか楽しくない…」そのモヤモヤの正体
「あんなに時間をかけて練習しているのに、上達しない…」 「あの人はどんどん上手くなるのに、なぜ自分だけ…」 趣味の場面に限らず、日常生活やビジネスの場面でも、そんな風に、あなたの貴重な努力が、なかなか結果に結びつかないと感じたことはありませんか?
こんにちは!静岡市清水区でヒロスダンススタジオのヒロスです。
これまでの社交ダンスのレッスンやビジネスの中で、同じように努力していても、ぐんぐん上達して心から楽しんでいる方と、伸び悩んでしまう方には、ある違いを感じます。
それが「意識」と「意欲」の使い分けです。
この二つの言葉、似ているようで実は全くの別物です。
「意識」と「意欲」の違いを理解することが、あなたのダンスライフ、ひいては人生をより豊かにするヒントとなるかもしれません。
今回は、社交ダンスから学んだヒロス流の考え方の話として、この「意識」と「意欲」の違いについて、書いていきます。
あなたはどっち?「意識」と「意欲」の正体
まず、この二つの言葉をヒロス流に解説させてください。
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意識:周りの目や他人との比較から生まれる気持ち。「あの人より上手くならなきゃ」「下手だと思われたくない」といった、他人軸のエネルギーです。
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意欲:自分の中から湧き出てくる「好き」「もっと知りたい」「できるようになりたい」という純粋な好奇心や探求心。自分軸のエネルギーです。
これは、心理学の世界では「外発的動機付け」と「内発的動機付け」という言葉で説明されています。
◆「意識」は外部からの評価(報酬や罰)が原動力の外発的動機付け、
◆「意欲」は行動そのものが喜びとなる内発的動機付けにあたります。
外発的な「意識」は、短期的な目標達成には役立つこともありますが、長続きしにくく、「やらされ感」につながりやすいという側面があります。一方で、内発的な「意欲」こそが、物事を長く続け、本当の意味で上達するための最強のエンジンになります。
「意識」で踊る人、「意欲」で踊る人の具体例
もう少し具体的に、社交ダンスの場面で説明させてください。
ケース1:「意識」(他人軸)で練習するAさんの場合
Aさんは、練習熱心ですが、その目は常に周りのダンサーに向いています。
「Bさんより練習時間を長くしないと」「Cさんみたいに華やかなステップを覚えなきゃ」。 しかし、上手くいかないことがあると、「私には才能がないのかも」「周りに笑われているんじゃないか」と落ち込み、練習そのものが苦痛になってしまうことも。
新しい情報を焦って集めても、なぜそれが必要なのかを深く考えないため、なかなか自分のものになりにくと思います。
ケース2:「意欲」(自分軸)で練習するDさんの場合
Dさんは、好きで、楽しくて、時間を忘れて練習に没頭しています。
その原動力は「このステップの滑らかな感覚を掴みたい!」「この音楽の表現をもっと深めたい!」という自分の内側から湧き出る気持ちです。
失敗しても、「なぜだろう?」「どうすればできるようになるかな?」とその探究心を楽しみ、試行錯誤を繰り返します。その結果、一つひとつの動きが深く体に染み込みやすく、練習の密度が濃くなっていくと思います。
このように、「意欲」を原動力にしている人は、やめられない、続けたいという状態になりやすいです。
他人との比較ではなく、自らの「知りたい」「極めたい」という純粋な「意欲」が無意識的な継続と学びの力になると思います。
他人軸の「意識」から、自分軸の「意欲」へシフトする3つのステップ
「意欲が大切なのはわかった。でも、どうしても周りと比べてしまう…」 そう感じる方も多いかもしれません。
その場合には、「意識」を「意欲」に切り替えるためのちょっとした方法があります。
ステップ1:自分の「好き」を再発見する
まずは原点に立ち返ってみるといいと思います。。
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そもそも、なぜあなたはそれを始めましたか?
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どの瞬間に一番「楽しい!」と感じますか?
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もし誰にも見られず、評価されなくても、それをやりたいと思いますか?
- だれかに、「やめたら」と止められたとしても、続けたいですか?
この「好き」という純粋な気持ちこそが「意欲」の一番の元です。
そのために、純粋に、社交ダンスの種目でもフィガーでも、さまざまな取り組みの中で、その「好き」な部分だけを味わう時間を作ってみるといいと思います。
ステップ2:目標を「他人基準」から「自分基準」へ
「ライバルのAさんに勝つ」という目標は、Aさんがいなくなったり、勝ってしまったりすると消えてしまいます。これは他人基準の目標です。
そうではなく、「先月の自分より、このステップを滑らかに踊れるようになる」「〇〇という技術を自分のものにする」というように、
常に比較対象を「過去の自分」に設定しましょう。
誰かにその変化を教えてもらえると最高ですが、自分だけの成長の記録をつけて、成長や上達した部分を自分で見て管理できると、新たな「意欲」を湧き立たせやすくなりますね。
ステップ3:「意欲のサイクル」が回りだす環境を作る
「意欲」は、小さな成功体験を積み重ねること、半年先や1年先の目標では、大きすぎると思います。
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小さな意欲(好き)で行動する
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行動の結果、少し成長を実感する(できた!)
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成長が喜びとなり、さらに大きな意欲が湧く(もっと知りたい!)
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(マンネリ化したら)新しい刺激を取り入れ、新たな「好き」を見つける
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最初のステップに戻る
このサイクルを回し続けることが大切です。
自然にそうなることが理想ですが、言葉、理屈として、そういう流れを作っていこうという考え方を知り、実行することが大切です。
社交ダンスであれば、いつもと違うところから踊りだしてみたり、自分のりやすい音楽に徹底的こだわった曲選びをしてから踊ってみる、ということも良い方法です。
少し難しいことではありますが、他の先生の単発レッスンを受けてみたり、ツイストダンスのような違うジャンルに触れてみるのも素晴らしい刺激になります。
自分軸である「意欲」で物事に取り組むとき、私たちは本当の意味で成長し、心からの喜びを感じることができます。それは社交ダンスだけでなく、仕事や他の趣味、人生のあらゆる場面であなたを輝かせる原動力となるはずです。
私たちヒロスダンススタジオでは、ステップの順番を教えるだけでなく、一人ひとりの「意欲」を引き出し、心と身体が健やかになるレッスンを何よりも大切にしています。
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