「ふわっ」「シュッ」で踊りが変わる!社交ダンス表現力をUPさせる魔法の言葉「オノマトペ」

「いつもよりいい」その感覚、言葉にできますか?

3,611回目のブログ記事になります。

社交ダンスを踊っていて、足の位置やカウントも正しいのに、上手に踊れない時があります。

社交ダンスをいい感じで踊るためには、動きの形やステップの順番だけでなく、その「質感」や「雰囲気」「動き方」といった感覚的な部分を意識することが必要です。

 そんな時にとても役立つ、動きや表現力を良くするものが、日本語ならではの豊かな表現、「オノマトペ(擬音語・擬態語)」です!以前もこのテーマで書きました(こちら

今日のブログでは、この「オノマトペ」を意識的に使うことで、社交ダンスの表現力を豊かにし、楽しく踊れるようになるということを書いていきます。

オノマトペってちょっと照れ臭い言葉? : ダンスの”感覚”がわかりやすくなる

オノマトペとは、「ふわっ」「キラキラ」「ドキドキ」「スゥー」「シュッ」「パッ」といった、音や声、物の状態や動き、感情などを感覚的に表現する言葉のことです。

これらの言葉は、通常の教科書の言葉や論理的な言葉だけでは説明しにくい、ダンスにおける

  • 動きのスピード感やキレ(例:「パッ」と素早く、「スーッ」と滑らかに)
  • 力の加減や質感(例:「ドン」と強く、「ふわっ」と軽く)
  • 雰囲気や感情(例:「キラキラ」した輝き、「しっとり」とした雰囲気)

といった微妙なニュアンスや「感覚」を、直感的にイメージさせてくれるものです。

なぜオノマトペが効くの?表現力がアップする5つの理由

オノマトペをダンスに活用すると、踊りやすくなる点を具体的に書いてみます。

  1. イメージが湧く!直感的に動きを理解できる
     「ワルツのスイングは、『スゥー』っと流れるように」「タンゴのスタッカートは『タンッ!』と鋭く」のようにオノマトペを使うと、言葉だけよりも動きのイメージがつかみやすくなります。
     見た目を真似るだけでなく、その動きが持つ「感覚」まで理解するのに役立ちます。

  2. 自分の動きが見える!客観性とイメージの共有
     今の動き、自分では『シュッ』とやったつもりなんだけど、というように、自分の動きやイメージをオノマトペで表現してください。
     これにより、自分の動きの目標を具体的に伝えることになり、先生やパートナーとそのイメージを共有し、的確なアドバイスや感想をもらいやすくなります。

  3. リズム感が良くなる!音楽との一体感アップ
     オノマトペには、その言葉が持つそれぞれ独特のリズムや響きがあります。
     「タ・タン!」や「スッ、パッ!」といったオノマトペを意識すると、単調になりがちなカウントに抑揚が生まれ、音楽のリズムやアクセントを表現しやすくなります。
     結果として、音楽と動きがより一体化し、「音楽に乗る」感覚が深まると思います。

  4. 表現の引き出しが増える!感情や雰囲気も伝えられる
     オノマトペは動きの質だけでなく、感情や雰囲気も豊かに表現してくれます。
     「ふわっ」とした動きは優雅さを、「ドーン」としたステップは力強さを、「のびのび」したアームはかっこよさを表現できます。
     シューズが床に着くタイミングだけでなく、体全体を使った、表現がしやすくなります。

  5. 覚えるのが楽になる!楽しく学べる効果も
     新しいステップや複雑な動きも、オノマトペを使っていろいろな言葉を使うことで、何となく面白かったりして、イメージ、記憶に残りやすく、楽しく覚えることができます。  難しいテクニックへの心理的なハードルも下がるかもしれません。

レッスンや練習で使ってみよう!オノマトペ活用アイデア

難しく考えず、まずは遊び感覚でオノマトペを取り入れてみてください。

  • 先生のオノマトペに耳を澄ます
    私たち(ヒロスとミスズ)がレッスンで使うオノマトペに注目し、その感覚を意識して動いてみる。
  • 自分の動きに名前をつける
    かなり高度なことですが、このステップは私の中では『ふわ~』だな」など、自分の感覚に合うオノマトペを探してみる。
  • パートナーと共有する
    「ここはもっと『シュッ』と動きたいんだけど」「『ふわっ』とリードしてくれると嬉しいな」など、オノマトペでイメージを伝え合ってみる。

言葉をたくさん使って、ダンサーらしい動きを楽しもう

オノマトペは、社交ダンスの「感覚」という目に見えないものを、理解し、表現するための、とてもユニークでパワフルなものだと思います。

論理的なテクニックを磨くことと合わせて、この「オノマトペの言葉」を意識的に活用することで、あなたの表現力はさらに豊かになり、社交ダンスがもっともっと楽しく、気持ちのよいものになるはずです。

ぜひ、非日常の動き、表現を社交ダンスの時間に楽しんで、「自分は、ダンサーなんだ」と感じながら、楽しく踊っていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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ヒロスダンススタジオ 
 

◆社交ダンス教室です:競技向けではありません
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