社交ダンスを「集中」して楽しく踊りましょう!
社交ダンスのレッスンや練習で、「もっと感情を込めて!」 「音楽をよく聞いて!」と、アドバイスされることがあると思います。
感情を込めたり、音楽を聞くために「集中して踊り踊りたいけど、どうすれば、集中できるの?」という思いもあるのではないでしょうか。
私たち(ヒロスとミスズ)は、踊りに対する「集中力」は、社交ダンスの上達において、テクニックや体力と同じくらい、非常に重要なものだと思っています。
今日のブログでは、社交ダンスを「集中して躍ること」がもたらすメリット、そして、集中力を高め、持続させるための具体的な方法について書いていきたいと思います。
集中力を高め、音楽、パートナー、そして自分自身の動きの感度を上げて、楽しく踊れるようになるといいと思います。
「集中すること」がもたらす、5つの「ポイント」
社交ダンスで、集中して踊ることで良くなる5つを書きます。
- 動きの「質」が向上: 体の軸が安定し、より正確で、美しい姿勢と動きになります。視線が安定して、身体の使い方も効率的になり、バランス良くなるので、自然な踊りになる可能性が高まります。
- 「音楽」との一体感: 音楽のリズムやメロディーを、より深く感じ取れるようになります。音楽に乗った踊りは、スウェイや回転のキレなど気持ち良い動きを表現しやすくなります。
- 「パートナー」との調和: パートナーの動きやリード、フォローを、より敏感に感じ取れるようになります。ラテンでは、アイコンタクトが良くなったり、ボディコンタクトなど相手と触れる部分の感覚が鋭くなり、社交ダンスならではの、非言語的なコミュニケーションがよくなり、一体感のある踊りになると思います。
- 「表現力」の向上: 周りの目や恥ずかしさ、照れがなくなり、感情や情熱を込めた表現で踊れるようになります。音楽やダンスそのものに入り込むことで、表情や上半身を使って感情を表現しやすくなります。
- 「自己肯定感」の向上: 集中して踊りきった後の達成感が増すはずです。「今日も集中して踊れた」という実感は、自己肯定感を高め、自信がつくと思います。
今すぐできる!集中力を高める「12のコツ」
集中力を高めるためには、様々な工夫ができます。ここでは、私たちヒロスとミスズが考えている、12のコツを、書きます!
- 「踊りやすい曲」を選ぶ: リズムが取りやすく、曲の構成が分かりやすい曲、そして何より、自分が「踊りたい」と感じる曲を選びましょう。好きな曲、リズムが取りやすい曲であれば、自然と集中力も高まります。
- 「曲のイメージ」に合った種目を選ぶ: ルンバやパソドブレなら情熱的な曲、流れるような曲であればワルツやスローフォックストロットなど、曲のイメージとダンスの種目を合わせることで、より集中して曲に入り込み、集中しやすくなります。
- 「聞き慣れた曲」で練習する: 新しいステップやルーティンを練習する際は、聞き慣れた曲を使うのがおすすめです。曲の中のリズムを探すことに気を取られず、ステップや動きそのものに集中することができます。
- 「基礎」を反復練習する: 基礎的なステップやテクニックを繰り返し練習することで、身体が動きを覚え、よりスムーズに踊れるようになります。これにより、踊る際にステップを考えることに気を取られず、表現や音楽に集中できるようになります。
- 「ウォーミングアップ」と「クールダウン」を欠かさない: 踊る前にはストレッチや軽い運動で体を温め、筋肉をほぐしましょう。体の動きがスムーズになり、集中しやすくなります。また、踊った後には復習を含めたクールダウンを行い、疲労を残さないようにすることも、次の練習への集中力を保つために重要です。
- 「十分な睡眠」と「休息」: 社交ダンスのために限らす、睡眠時間の確保は、大切です。集中力は、体のコンディションに大きく左右されます。十分な睡眠と休息を取り、心身ともにリフレッシュした状態でレッスンや練習に臨むことが、集中力を高める上で大切です。
- 「練習環境」を整える: 集中できる状態で練習することも重要です。気が散ることが少ない状態にすることです。シューズの滑り、動きやすい服、気分を盛り上げる衣装など、気になる点を無くしてからレッスンや練習を始めましょう。
- 「目標設定」で、モチベーションアップ: 練習前に「今日はこのステップを完璧にする」「音楽を良く聴いて踊る」など、具体的な目標を立てることで、集中力を維持しやすくなります。目標を達成する喜びは、更なる集中力向上にも繋がります。
- 「呼吸」を意識する: 呼吸を止めないこと!緊張したり、難しいステップに挑戦する際は、呼吸が浅くなりがちです。意識的に息を吐き続けたりすることで、心身をリラックスさせ、集中力を高めることができます。
- 「姿勢」を意識する: 正しい姿勢を保つことは、見た目の美しさだけでなく、体の軸を安定させ、バランスに気を取られて踊りにくいことが減り、スムーズな動きに繋がり、集中力を高める効果もあります。
- 「相手の動き」を意識する: 仮に、一人で練習する際も、常にパートナーを意識して踊るように心がけるといいと思います。実際にパートナーと組んだ時に、リードとフォローに気が向いてしまうことが減り、踊りへの集中も高まります。
- 「ルーティン」を覚えておく: 毎回のウォーミングアップや、いつもの種目をいつもと同じルーティンを行うことで、集中して踊りやすくなります。
「集中」できる中で、社交ダンスを踊ろう
集中して踊ることは、上達していくことにつながると同時に、社交ダンスをより楽しむためのポイントでもあります。
集中することで、音楽、パートナー、そして自分自身の動きも感じやすくなり、踊ること自体の楽しさを感じることができると思います。
さまざまな曲や種目を踊って、その中で、自分が一番集中できる組み合わせを見つけください。
ダンスだけに集中して踊れる時間が増えると、楽しく踊れて、踊り終わった後の満足感も高まると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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