社交ダンス上達のコツ:足元から変えてみよう、シューズと床とのコンタクト

「滑る」「バランスが取れない」…その悩み、足元に原因あり!

社交ダンスを踊る上で、多くの方が悩むのが「足元の安定感」ではないでしょうか?

特に、乾燥して滑りやすい床では、シューズが滑ってしまったり、バランスを崩してしまったり、不安や心配事も増えると思います。

その悩みの多くは、「シューズの裏と床との接し方」を意識することで、大きく改善できる可能性があります!

今回のブログでは、ラテンとスタンダード、それぞれのダンスの特徴に合わせた、「シューズと床との丁寧なコンタクト術」を、書いていきます。

ラテン:ボールで「床を押さえる」!力強さと安定感を生む、足元の意識

ラテンダンスでは、素早く、力強い動きが求められます。その中でも、特に重要なのが、「ボール(母指球付近)で床を押さえる瞬間を作る」ことです。

ラテンダンスでは、ボールから始まり、足の裏全体で床に吸いつくように立つことが大切

この言葉通り、ただ立つだけでなく、「ボールで床を、グッと押さえる」ような、強い意識を持つことが大切です。

この瞬間的な「ボールで床を押さえる」動作が、次の動きへの推進力となり、力強く、かつ安定した、ラテンダンス特有の膝、ヒップの動きを生み出し、安定感が増し、見た目も良くなります。

スタンダード:シューズ裏は「平ら」じゃない!「半球」を意識した、滑らかな動き

一方、スタンダードダンスでは、滑らかで、流れるような動きが重要です。「シューズの裏を、床に柔らかく、しっとりと接する」ことが大切です。

ここで意識したいのが、「シューズの裏は、平らではなく、半球のように丸い」というイメージです。

足元のフットワークや揃えることを常にコントロールできていることが大切

この「半球」のイメージを持って、フットワークを行うことで、シューズの裏全体が、無理なく、自然と床に接するようになり、シューズの裏の圧力が加わっている部分が滑らかで、移動の力を持った動きで踊れるようになります。

最初はゆっくりとした動作で、足の裏の感覚を確認しながら練習してみてください。

「ペタペタ」はNG!シューズと床の繊細なコンタクト

ラテンでも、スタンダードでも、共通して言えるのは、「シューズの裏側の全体が、床にペタペタと一気に着かないようにする」ことが重要です。

これは、初心者の方に、特に多い癖なのですが、これでは、せっかくのフットワークの性能を活かすことができず、滑らかさや、力強さを表現することができません。

大切なのは、「シューズの裏と床との、繊細なコンタクト」です。足の裏全体で、ヒールからトーやトーからヒール、ボールの部分とシューズの裏と床がコンタクトする位置の移動、つまり、体重がどのように移動しているかを感じ、その感触を、次の動きへと繋げていきましょう。

シューズの裏と床との接し方を丁寧に確認すること

「シューズの裏と床との接し方」…それは、一見、地味なテクニックかもしれません。

しかし、この、足元への意識を高めることこそが、安定した踊りやカウントに合ったステップ、移動を伴った踊りにしてくれるはずです。

私たちヒロス&ミスズは、あなたの「足元改革」を、わかりやすく、丁寧にレッスンしていきます!

「滑りにくく、安定したダンスを踊りたい!」「もっと、表現力豊かなダンスを踊りたい!」

そんな想いを、一緒に実現していきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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