緊張が体に与える影響
社交ダンスを踊る時、緊張してしまうと体が思うように動かなくなってしまいます。
私たち(ヒロスとミスズ)から見ていると、もっとリラックスすればもっと踊りやすくなるだろうな。と感じることが多いです。
今日は、社交ダンスでリラックスして、もっと自由に、もっと楽しく踊るためのコツについて書いていきます。
緊張すると、体に様々な変化が現れてしまうと思います。
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男性は、女性の肩甲骨に回す右腕が固くなる。
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女性は、男性の手に添える右腕が固くなる。
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足首や膝の柔軟性がなくなり、ぎこちない動きになる。
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視線が下がり、うつむきがちになる。
これらの症状は、ダンスのパフォーマンスを低下させるだけでなく、せっかくの楽しい踊りをしっくりこない踊りにしてしまう可能性もあります。
なぜ緊張してしまうのか?
社交ダンスで緊張してしまう主な原因は、以下の通りです。
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良い姿勢への思いが強い: 良いホールド、美しい姿勢への意識が強すぎると、緊張しやすくなります。
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失敗への不安: 「間違えたらどうしよう」「上手く踊れなかったらどうしよう」という不安が、緊張を高めます。
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周囲の視線への意識過剰: 私たち(ヒロスとミスズ)や他の参加者からの視線を感じることで、プレッシャーを感じ、緊張してしまうことがあります。
リラックスして踊るための具体的な方法
では、どうすればリラックスして踊れるようになるのでしょうか?
ここでは、効果的な方法をいくつかご紹介します。
1. 呼吸で心と体を整える
緊張をほぐす最も簡単で効果的な方法は、呼吸を意識することです。
特に、踊りながら、息をスムーズに吐き続けることで、自然と心身がリラックスし、動きが滑らかになります。長く息を吐き出すことを意識してみてください。
2. ウォーミングアップで筋肉をほぐす
意外とできていないと感じることも多いですが、ダンスを始める前に、ウォーミングアップを行うことも大切です。
軽いストレッチやルンバのベーシックを一人で踊ったりして筋肉をほぐし、体温を上げることで、緊張を弱めるだけでなく、怪我の予防にもなります。
3. 心の準備:コミュニケーションで安心感を得ておく
踊る前の雑談や踊る前の楽しいコミュニケーションも、リラックスするためには大切です。
一緒に踊ることが多い相手がいる場合は、事前にステップやタイミングを確認し合うことで、安心して踊ることができます。
踊る前の安心して話せて、聞けるという会話を通して緊張をほぐし、お互いの信頼感を高めることも大切です。
4. 楽しむ心を忘れずに
社交ダンスは、美しさや正しさだけでなく、楽しむことが何よりも大切です。
私たちや仲間との会話を楽しみ、音楽に乗って、心からダンスを楽しみましょう。
そして、重要なのは、笑顔です。笑顔は、緊張を解きほぐす最高の特効薬だと思います。
5. ポジティブ思考で自分を信じる
「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく、「練習したことを思いっきり表現しよう!」「自分らしいダンスを楽しもう!」とポジティブな気持ちで踊り始めましょう。
自分自身を信じ、経験や体力に合った自分なりのダンスを心から楽しむことで、自然と緊張はほぐれていくはずです。
6. 視線を上げて、心も上向きに
視線は、心理状態と密接に関係していると言われています。
視線を上げることで、気持ちが前向きになり、自然な姿勢を保つことができると思います。
また、特に、ラテンを踊る時には、パートナーと視線を合わせることで、二人のタイミングが合って踊りやすくなると思います。
経験を重ねて、自信をつける
緊張を減らしてリラックスして踊るためには、経験を積むことも重要です。
練習を重ね、様々な場面で踊る経験を積むことで、少しずつ自信がつき、緊張しにくくなります。
いつもと違う場所、いつもと違う人、見られている中だけでなく、普段のレッスンや練習でも積極的にたくさん踊ることと、いろいろな人と踊る機会を作っていくといいと思います。
リラックスして、楽しいダンスを!
今回のブログに書いた内容を参考に、どうしても避けきれない緊張と上手に付き合い、リラックスして、あなたらしいダンスを楽しんでください。
きっと、もっとリラックスして楽しく踊れて、社交ダンスがもっと好きになるはずです!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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