社交ダンスのクイックステップを楽しく踊るコツ
軽快なステップと流れるような動きを表現したいクイックステップ。
でも、テンポが速いだけに、「ステップが追いつかない」「忙しくて余裕がない」と感じてしまう方も多いと思います。
今回は、そんなクイックステップをスムーズに、そして軽快に踊るための3つのコツについて書いていきます。
1. ロックステップ:深く踏み込みすぎない
クイックステップは、流れるような動きが重要です。ロックステップで掛ける足を深く踏み込みすぎてしまうと、次のステップへの移行が遅れてしまい、スムーズな流れが途切れてしまいます。
足を軽く、そっと床に触れるようなイメージで、ロックステップを前の足に掛けずにやってみてください。
そうすることで、次のステップへの準備がスムーズになり、軽快な動きにつながります。
特に、Q&QQなどのカウントの際には、足を掛けずに、引き寄せる程度にすることで、踊りやすくなります。
2. シャッセ:足を揃えすぎない
シャッセは、クイックステップのリズムとスピード感を生み出すための大切なステップです。
しかし、足を揃えようと意識しすぎると、動きが遅くなってしまい、軽快さが失われてしまいます。
シャッセでは、軽く足を閉じる程度のイメージで踊ってみてください。
足を完全に揃えようとせず、適度な隙間を保つことで、スムーズな体重移動と軽やかなステップになると思います。
3. 上に跳ねない!前に進む!
クイックステップは、跳ねるダンスではありません。
上にジャンプしようとイメージしてしまうと、スピード感が損なわれてしまいます。
大切なのは、水平方向への移動です。
床をしっかりとらえ、推進力を生み出すように意識することで、軽快でエネルギッシュなクイックステップを踊ることができるようになると思います。
音楽と一体になる喜び
ステップの順番を覚えることはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、音楽を感じることです。
ご紹介した3つのコツを意識しながら、音楽のリズムに乗り、パートナーとの一体感を楽しんで踊っていきましょう。
きっと、今まで以上にクイックステップのスピード感と軽快さを実感し、心から楽しめるようになるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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