ラテンダンスの魅力、しなやかな腕の表現
ラテンダンスを美しく、かっこよく踊る表現の一つは、ダイナミックな動き、そして、しなやかで美しい腕の表現です。
しかし、腕の動きを意識するあまり、基本となる「立ち方」が疎かになっていませんか?
今回は、ラテンダンスの表現力を高めるために欠かせない「正しい姿勢」と、美しい腕の動きの関係について書いていきます。
美しい腕の動きは、肩・肘・手首の連動から
ラテンダンスにおける腕の使い方は、表現力を豊かにする上で非常に重要です。
手先だけを意識するのではなく、「肩→肘→手首」という動きの流れを意識することで、より滑らかで、美しい腕の動きを表現できます。
腕の動きが上手くいかない原因は「姿勢」かも?
「肩・肘・手首の連動を意識しているのに、なかなか上手くいかない…」
そんな方は、もしかしたら、正しい姿勢ができていないことが原因かもしれません。
社交ダンスの基本は「立つこと」です。
二人で踊る準備をするときも、優先順位は、
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立ち方
-
組み方
-
ステップ
です。
立ち方:基本を大切に
正しい立ち方は、言葉で説明するのが難しいので、レッスンで学ぶ必要があると思います。
ステップを覚えること、とりあえず踊れるようになることは、社交ダンス初心者の方にとって、もちろん大切なことです。
しかし、初心者に限らず、中級者上級者でも、練習やレッスンの度に、最初の5分間は、立ち方の確認に時間を使うことをおすすめします。
正しい姿勢が、全てを支える
姿勢が悪ければ、以下のような問題が起こりやすくなります。
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バランスが崩れやすい
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体重移動がうまくいかない
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相手に寄りかかってしまう
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ホールドが決まらない
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美しい腕の動きができない
- 片方の腕だけの動きになる
反対に、しっかりと立っていることで、
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ホールドが安定する
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バランスが取りやすくなる
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体重移動がスムーズになる
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美しいボディの動きが表現できる
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腕の動きがより美しくなる
- 腕がピンとせず、しなやかになる
など、様々なメリットがあります。
ラテンダンスの腕の動き:全身で表現する
ラテンダンスでは、両腕で相手と組むだけでなく、片手で組む場面や、全く組まないステップも多くあります。
どんな場合でも、美しい腕の動きを表現するためには、正しい姿勢が必要です。
なぜならば、姿勢が崩れると、片方の腕だけに意識が集中し、反対側の腕の動きが止まってしまったり、力が入ってしまったりすることが多いからです。
社交ダンスは、立ち方が命!
ラテンダンスの腕の表現は、ラテンダンスの美しさだけでなく自分の踊りの楽しさを感じるポイントの一つです。
しかし、腕の動きを練習する際は、まず「立ち方」を確認することから始めましょう。
社交ダンスは、立ち方が命!と言っても過言ではありません。
だからこそ、「社交ダンスをやっている人は、姿勢がいいね」と言われることが多いと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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