社交ダンス上達のコツ:相手ではなく、自分の動きに集中する

自分自身のダンス(動き)に責任を持つ

社交ダンスは、二人で踊るパートナーダンスだからこそ、つい相手の動きに意識が向きがちです。

もちろん、リード&フォローをスムーズに行うためには、相手の体重移動や腕、脚の動きに気を配ることも必要です。

しかし、相手の動きばかり気にしてしまうと、「もっとこうしてほしい」という気持ちが強くなり、不満を感じやすくなってしまいます。

そして、不満や相手への期待は、ストレスを生み、社交ダンスを心から楽しめなくなる可能性があります。

今回ブログでは、社交ダンスをより楽しく、そして上達するためにも、「自分の動きに集中すること」の大切さについて書きたいと思います。

相手任せにしない!「自分ができること」に集中しよう

「相手がもっとリードしてくれれば…」

「相手がもっとフォローしてくれれば…」

そう考えてしまうことはありませんか?

しかし、社交ダンスは、相手任せにするのではなく、自分自身も積極的に動くことで、より楽しく、より上達できるようになります。

「自分ができることは他にないか?」

常に、この視点を持って踊るように心がけましょう。

例えば、

  • 自分自身のバランスをしっかりと保つ

  • 自分が感じている音楽に合わせて、自分自身の身体を動かす

  • 体重と軸の移動をしっかりと行う

など、「自分自身でできること」に集中することで、相手への依存心(期待や要望)が減り、より自立した、そして自信を持ったダンスが踊れるようになるはずです。

腕と肘の「遊び」で、動きを吸収

相手と組んでいる時に、自分の腕や肘に「遊び」を持たせることも効果的だと思います。

相手の動きがスムーズでなかったり、タイミングが合わなかったりする場合でも、腕や肘の柔軟性でその影響を吸収することで、自分のバランスを崩さずに踊り続けることができます。

特にラテンダンスでは、手と手のコンタクトの位置を保ちながら、組んでいる部分の位置を変えずに、自分の肘を伸ばしたり曲げたりすることで、相手との距離を調整することができます。

この時も、「相手に合わせてもらう」のではなく、「自分自身で距離を調整する」という意識を持つことが大切です。

「踊りづらい」と感じたら…

「なんだか踊りづらいな」と感じた時は、以下の点をチェックしてみましょう。

  • 相手の動きばかり気にしていないか?

  • 自分自身でできることをやり切っているか?

相手を変えることはできません。

しかし、自分自身の動き方、考え方を変えることはできます。

自分自身を主役にする

社交ダンスだけでなく、日常生活やビジネスの場面でも、相手や周りの人の行動ばかりを気にするのではなく、まずは自分自身が「どう動くか」「どう行動するか」を意識することが大切です。

自分自身が積極的に行動することで、自分自身に様々なスキルが身につき、結果に対しての責任感も生まれ、納得感も得られると思います。

そして、周りの人への依存心も減り、自立した、自信に満ちた自分へと成長できるはずです。

自分の動きに集中して、社交ダンスを楽しもう!

社交ダンスは、相手と協力して踊るダンスですが、自分自身が主役であることを忘れずに。

日常生活やビジネスの場面でも、自分自身が主役であるという意識を持つことで、 周りに流されず、自分の意志で行動できるようになると思います。

自分の動きや行動、判断に集中し、「自分自身でできること」を最大限に発揮することで、より楽しく、そして着実に上達できるはずです。

社交ダンスから学んだヒロス流考え方の話も含めました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント