ラテンダンスの表現力:腕の動きを効果的に見せるコツ
社交ダンス・ラテンの魅力といえば、それぞれの種目の特徴を表現した動き、そして素敵な腕の表現です。
しかし、腕の動きばかりを意識して踊っていることで、土台となるボディの立ち方、ストレッチ感が疎かになり、バランスを崩したり、動きが小さくなってしまうことがあります。
今回は、ヒロス流社交ダンスのコツとして、ラテンダンスにおける美しい腕の表現に重要な「ボディの使い方」について書きます。
腕の表現を引き立てるのは、ボディの状態!
ラテンダンスにおいて、美しい腕の表現は重要ですが、それ以上に大切なのは、しっかりと立つことです。
ボディの軸が安定し、体幹がしっかりと意識された状態から腕を動かすことで、よりかっこよく美しい表現ができるようになります。
逆に、ボディが弱いと、腕の動きだけが目立ってしまい、バランスの取れた美しい動きにはなりません。さらに、ボディが弱いと、肘関節がピンと伸びたしなやかさがない腕の使い方になりがちです。
ボディを整えて、腕の表現に磨きをかける
しっかりとしたボディがあるからこそ、腕の表現が活きてきます。
腕の延ばし方、使い方を練習する前に、まずはしっかりと立ち、ボディトーンを保つことを意識しましょう。
鏡を見ながら、
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体幹がしっかりと引き締まっているか
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背筋が伸びているか
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骨盤が正しい位置にあるか
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頭や顔が斜めになっていないか
などを確認しながら、美しい姿勢をキープしましょう。
腕の動きを止めて、ボディをチェック!
時には、腕の表現を伴う部分で、腕を使わずにポーズを取り、立ち方やボディのストレッチ感を確認してみましょう。
例えば、ルンバのベーシックムーブメントの中で、腕の動きを止めて、ボディの軸やバランス、ストレッチ感を意識してみてください。
しっかりと立ち、ボディの絞りやトーンを維持した状態で、これまで練習してきた腕の表現を行うと、驚くほど美しく、そして力強い表現になるはずです。
踊りの中で確認してみてください
ルンバのスライディングドア、ニューヨーク、ハンドツーハンドなど、踊り慣れたステップの中で、ボディの使い方を意識してみましょう。
ボディが安定することで、腕の表現がより自由に、そして効果的になることを実感できるはずです。
ボディと腕の調和で、美しいラテンダンスになる
ラテンダンスは、ボディと腕の動きが調和することで、種目に合った表現になります。
美しい腕の表現は、しっかりと立ったボディがあってこそです!
ボディを意識することで、今よりちょっとカッコよく美しいラテンダンスを目指しましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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