踊りの土台となる、姿勢とバランス
社交ダンス・スタンダードを美しく踊るためには、正しい姿勢とバランスがとても重要です。
しかし、多くの人が、相手と組んでから姿勢やバランスを整えようとしてしまい、不安定な状態から踊り始めてしまっているように思います。
今回は、スタンダードダンスを上達させるための重要なポイントとして、「組む前の姿勢とバランス」について書いていきたいと思います。
組む前の準備が、美しく踊りやすいダンスをつくる
音楽が始まってから”慌てて”姿勢を整えようとしても、すでに遅すぎます。踊る位置に向かって歩い始めた時から姿勢を整えましょう。
そして、相手と組む前に、しっかりと立ち、良い姿勢とバランスを作り上げておくことが重要です。
男性は、まず自分自身の姿勢とバランスを整えてから、女性をホールドへと誘導しましょう。
女性も、男性に近づいたらすぐに手を組むのではなく、まずは自分自身の踊れる姿勢とバランスを整え、それから丁寧にホールドを行いましょう。
相手と組む、その瞬間まで意識を高く
相手と組んでから姿勢やバランスを整えるのではなく、男女それぞれが「踊れる状態」を作ってから、慎重にホールドをする。
この順番を意識することが重要です。
このブログを読んだ後からは、練習やレッスンでも、相手と組む際は、いつも以上に慎重に、丁寧にホールドを行いましょう。
相手と組む前の状態、つまり、自分自身が踊れる姿勢とバランスを意識することで、相手と向かい合ってから踊り出すまでの準備時間が自然と長くなり、より丁寧に、そして慎重にホールドを行うことができるはずです。
この時間は、とても重要です。踊れる姿勢とバランスを整えながら音楽を聴く時間を増やすというメリットも生まれます。
良い姿勢とバランスで、安定したスタートを
お互いに、自分自身が踊れる姿勢とバランスを作ってから組むことで、踊り出しから安定した、そして丁寧な動き出しが可能になります。
この意識を持つことで、スタンダードダンス全体がより美しく、そして安定感のあるものへと変わっていくはずです。
土台をしっかりと固めて、ワンランク上のダンスへ
社交ダンス・スタンダードは、美しい姿勢とバランスがあってこそ、気持ち良く、美しく踊ることができます。
組む前の段階から意識を高く持ち、しっかりと準備をすることで、少しずつ上達していきましょう。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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