社交ダンス上達のコツ:軸足と送り足の理解を深め、踊りをスムーズに
社交ダンスのステップをスムーズに、そして美しく踊るためには、軸足 と 送り足 の役割を正しく理解することが重要です。
今回は、軸足と送り足の基本的な考え方と、それらを意識することで得られるメリットについてブログを書きたいと思います。
軸足:安定した踊りの土台
軸足とは、その名の通り、体重を支える足 のことです。
ダンスの動作中、常に体の重心が乗っている足であり、次のステップへ移行するために床を蹴る、身体(体重)を移動させるために使う足となります。
例えば、わかりやすい部分で言えば、ルンバやタンゴの最初のステップを踏み出すとき、最初に体重を乗せる足が軸足となります。
軸足を意識することで、
- バランスを保ちやすくなる
- 安定した姿勢で踊れるようになる
- 次のステップへの準備がスムーズになる
といったメリットがあります。
ステップ直前に、スタンダードでは、軸足の膝が少し曲げたり、ラテンでは、軸足に改めてぐっと体重掛けて左右の高さを変えたりすることで、踊り始めのリードを女性に伝える役割もあります。
送り足:スムーズなステップへの準備
送り足とは、次のステップに向かって動かす足 のことです。
軸足に体重を乗せた状態で、送り足を前方や後方、横へ動かすことで、スムーズにステップを踏むことができます。
一方、動きと同時に軸足から送り足に体重を早く乗せようとする動きは、踊りにくさやリードが女性に伝わりにくいという問題を起こすことが多いです。
送り足を意識することで、
- 流れるような動きを表現できる
- ステップの切り替えがスムーズになる
- 体重移動が効率的になる
といったメリットがあります。
軸足と送り足の連携が重要です
軸足と送り足は、それぞれ独立したものではなく、互いに連携して機能することで、スムーズで美しいステップに繋がり、女性わかりやすいリードにつながります。
軸足でしっかりと体重を支え、送り足で次のステップへの準備をするということを意識してみましょう。
それと、軸足と送り足を意識することで、ステップの中での、中間バランス(ニュートラル)の位置も感じやすくなり、女性がフォローしやすい動きになります。
社交ダンスにおいて、軸足と送り足は、美しい踊りを表現するための基礎となる部分です。
ステップやカウント、フットワークの学びの中に、軸足と送り足のそれぞれの役割を理解し、意識的に使うことで、よりスムーズに、そして美しくなるはずです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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