男女異なるカウントの理解がリードの質を高める
社交ダンスを楽しむ際、心の中でリズムに合わせてカウントを口ずさむことも多いと思います。
特に、ワルツなどのダンスでは、ステップに合わせたカウントと、そのカウントに合わせたライズ・アンド・フォールが重要になりますが、男性と女性でカウントが異なる場合があります。
例えば、ワルツのスピンターンでは、男性は「1,2,3」とカウントしますが、女性は「1,2」「と」「3」とカウントします。
このように、同じステップでも男性と女性のカウントが違うことがあります。
このような違いがあることを理解して踊ることで、特に男性のリードの質が良くなることが多いと思います。
男性は女性のカウントを意識すること
ワルツのスピンターン以外のスタンダードでもラテンでも、同じステップを踊る際にも、男性と女性でカウントが異なることが多々あります。
男女のカウントの違いを理解し、男性が女性のカウントに合わせて踊ることは、リードの質を向上させるために非常に重要です。
男性が女性のカウントを口ずさむことにより、より細やかなリードが可能になり、リードのタイミングも良くなり、女性も踊りやすくなります。
練習時のカウントの活用
仲間同士での練習では、カウントを行う役割を担うことがあると思いますが、この時に男性のカウントだけでなく、女性のカウントで声を出すことも大切です。
女性のカウントを使うことで、女性ダンサーが踊りやすくなるだけでなく、男性ダンサーが女性のステップをより深く理解することにつながるはずです。
男性の音楽への取り方と女性の体重移動
男性が女性のカウントに合わせて踊ることで、音楽への取り方が変わることもあると思います。
つまり、男性が微妙に早めにステップすることで、女性の体重移動と音楽がシンクロするようになります。
これにより、女性が遅れて踊る場面が減り、カップル全体として音楽に合わせた踊りになると思います。
男性が自分の体重移動を音楽のリズムに合わせることに慣れたら、女性のカウントや体重移動にも意識を向けるようにしましょう。
社交ダンスにおけるリードの質を高めるためには、男性と女性のカウントの違いを理解し、男性が女性のカウントに合わせて踊ることが非常に重要だと思います。
男性が、女性のカウントを意識することによって、より良いリードができるようになり、二人のダンスをより美しく、より調和と協調性のある楽しいダンスになると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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