女性のスムーズな後退ステップを学びましょう
社交ダンスのスタンダードにおける女性の後退ステップは、カップルバランスを保ち、しっかりとした移動をするための重要なポイントです。
今回の記事では、女性が後退する際の左足の動きに焦点を当て、その注意点について書きます。
女性の後退ステップにおける左足の誤った動き
多くの女性が左足を後退させる際、足が左斜め後ろに開いてしまう傾向が見られます。
この動きは、男性の前進する右足とぶつからないためだったり、踏まれないように避ける反応から生じることが多いように感じます。
しかし、このような動きは腰や肩の位置に影響を与え、まっすぐな後退なのに、サイドリーディングのような体の開きや相手とのボディーコンタクトがズレるような不自然な動きにつながり、ダンスの質を低下させてしまいます。
正しい左足の後退方法
女性が左足を後退させる際は、右足のシューズの向きに対して、左足がまっすぐ後ろに向かうよう意識しましょう。
ワルツやブルース、スローフォックストロットの女性の左足後退のステップにおいて、現状自分の足がどう動いているかを知ることが重要です。
今回のチェックポイントと少しずれますが、この機会に、スローフォックストロットのスリーステップの後退も合わせてチェックしてみると良いと思います。スリーステップでは、女性の2歩目の左足後退のとき、シューズが開きがちです。
左足の脚部の動きと、ボディーの正しいストレッチ感を意識することが、スリーステップの動きをスムーズにし、踊りやすくします。
自己チェックの重要性
改善のためには、まずは、現状の把握が重要です。
自分の動きを理解するためには、スマホをさっと取出し、動画でのチェックが非常に有効です。
動画をたくさん撮ることをおすすめします。
自分の左足がどのように動いているかを観察し、必要ならば修正を行いましょう。
まずは、左足の動きが正しく直線的であるかを確認して、練習を重ねることが大切です。
社交ダンスにおける女性の左足の動きの重要性と、その正しい後退ステップの方法について理解を深めていただければ幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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