音楽に乗って踊る楽しさ、ダンス本来の楽しさを大切に
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社交ダンスやその他の音楽に合わせて踊るダンスは、健康づくりや趣味として素晴らしいだけでなく、自然と「もっと上手くなりたい!」という向上心を引き出してくれます。
この適度な向上心こそが、学びや成長の過程を心から楽しいと感じさせてくれます。
しかし、何よりも大切なのは、その「楽しい!」という最初の気持ちを忘れないことです。
いつもお伝えしているように、私たちヒロスダンススタジオでは、この「楽しむ心」を何よりも大切にレッスンを行っています。
上達したい気持ちが、レッスンや練習を楽しくさせる
ダンスを始めた時、上手に踊れるようになった段階でも、誰もが「もっと上手に踊りたい」と感じるようになると思います。それは、上達するための大切な原動力となります。
一人ひとりの目的と経験に合った目標を持って取り組むことで、日々のレッスンや練習にも張り合いが出ますし、達成感を味わうこともできます。
しかし、その気持ちが強すぎるあまり、いつの間にか「楽しむ」という本質を見失ってしまうこともあると思います。
つまり、大切なのは、向上心と楽しむ心のバランスです。
テクニックや知識の追求と、踊る喜びのバランス
ダンスの魅力は、なんといっても音楽に合わせて身体を動かすことそのものの楽しさにあります。
もちろん、より美しく、より表現力豊かに踊るためには、テクニックや知識を学ぶことも非常に重要です。
ヒロスダンススタジオのレッスンでも、基本的なステップから丁寧にレッスンし、踊りやすくなるコツや意識すべきポイントを、分かりやすくお伝えしています。
しかし、テクニックや知識の習得に意識が集中しすぎると、いわゆる「頭でっかち」な状態になり、身体が思うように動かなくなってしまうことがあるため注意が必要です。
ダンスは、まず身体を動かす喜び、心地よい汗をかく充実感を味わうことが基本です。
理論や知識は、その楽しさをさらに深めるために、利用できるものとして活用しましょう。
「どう見られているか」より「どう楽しむか」
レッスン中はもちろん、パーティーや発表会など、ダンスは人に見られる機会も多いものです。
そんな時、「周りの人からどう見られているだろうか」「うまく踊れているかな」と、つい客観的な視点ばかりが気になってしまうと思います。
もちろん、見られることを意識することで、美しい姿勢や表現を磨くことにつながる側面もあります。
しかし、過度に意識しすぎると、緊張で身体がガチガチになり、普段通りに踊れなくなってしまうことが多いです。
ダンスは、まず自分が楽しむためのもの。楽しんでいる自分を見てもらって、相手も楽しめるといういいサイクルが回ると思います。
リラックスして音楽に乗りながら、学んだ知識や意識を少しだけ活用する、といったバランスが大切です。
「学ぶモード」と「楽しむモード」を上手に切り替えること
テクニックの追求と楽しむことのバランスは、「学ぶとき」と「楽しむとき」を意識的に使い分けることです。
レッスンで新しいステップやテクニックを学ぶときは、これまで通り真剣に、集中して取り組みましょう。
身体の使い方、足の運び、リード&フォローの感覚など、一つひとつ丁寧に確認し、理解を深めることが重要です。
そして、レッスンや練習の成果を試すフリーダンスタイムや、ダンスパーティー、あるいはご自宅で好きな音楽をかけて踊るときなどは、難しく考えずに、心と身体が求めるままに、感情を優先して踊るようにしましょう。
日常会話でも、フォーマルな場では丁寧語を使い、親しい友人とはくだけた言葉で話すように、ダンスも場面や目的に応じて、意識を切り替えることが大切です。
この「学ぶモード」と「楽しむモード」の切り替えが上手になると、意識して踊るときとリラックスして踊るときとで、ご自身の身体の状態がどう違うかにも気付けるようになると思います。
ダンスを心から楽しむために、リラックスタイムを増やそう
ダンスをより深く楽しむためには、テクニックやステップのことをいったん脇に置いて、ただ純粋に「楽しむ」だけの時間を意識的に作ることが非常に効果的です。
例えば、「今日はリラックスして楽しみたい気分なんだ」と、事前に踊る相手や仲間に伝えておくのも良い工夫だと思います。
お気に入りの音楽をかけて、スタジオのフロアで、あるいは自宅のリビングや庭で、誰に見せるでもなく、感じるままに身体を動かしてダンスを楽しみましょう。
音楽と一体になり、踊りに没頭する時間は、楽しさと喜び、充実感をもたらしてくれると思います。
このようなリラックスした時間を意識して持つことで、身体の緊張も取れて、心も穏やかになります。そして、もっと踊りたい、もっと上手に踊りたいという気持ちにつながいきます。
思い切り楽しもうと決めること
社交ダンスをはじめとするダンスは、楽しみながら上達していくことが最も理想的な形だと思います。
テクニックや知識を磨く努力はもちろん素晴らしいことですが、それ以上に「楽しい!」という気持ちを持ち続けることが、結果としてたくさん踊り、たくさん学ぶことへと繋がります。
学ぶことと楽しむことのバランスを大切に、心と身体が喜ぶ社交ダンスを趣味としていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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