社交ダンスの習得: 反復練習で意識から無意識へ

社交ダンスと日常スキルの共通点

車の運転や料理といった日常生活のことは、初めは一つ一つの動作を意識して行うものですが、経験を重ねることにより無意識にできるようになる部分も多いです。

これは「習慣化」と「無意識の習熟」の成長であり、社交ダンスの学びにおいても同じようなことです。

初心者が最初に意識して行う動作も、経験を積むにつれて自然に無意識で行えるように変わります。

この無意識のスキルが身につくことで、ダンス中のリードとフォローがスムーズになり、負担や心配も減少します。

 

意識的な練習から無意識の自然さへ

社交ダンスを習う際、初めはカウントやフットワーク、ルーティンに注意を払いながら踊ることが多いですが、これは学習の初期段階において必要です。

新しいステップや踊り方のコツを学び続ける社交ダンスにおいては、上級者になっても、同じような過程があります。

初心者でも、踊り慣れた人が挑戦する新しいステップやコツにおいても、時間をかけて技術やステップを何度も繰り返し学び、練習し、踊ることで、徐々に無意識に近い状態で、自然にできるように変化していきます。

あれこれ気にしながらではなく、無意識、自然に踊れるようになることで、不安や心配が減り、より楽しく踊れるようになります。

 

無意識化への期待をもつこと

社交ダンスの学びにおいて、意識的な学びと練習、そして経験の積み重ねの両方が大切です。

初心者が意識的に行っていた動作が上級者になるにつれて無意識化されていき、それが自然で無意識的な踊りへと変化していくことで、負担や心配の少ないリードとフォローになっていきます。

新しい種目やステップ、ルーティンに次々に挑戦することに偏ることなく、踊り慣れた種目とステップ、ルーティンをくり返し学び踊ることで、無意識で自然な踊りへと徐々に進行し、考えることなく踊れるようになります。

そのためには、できるようなっても、ルーティンを覚えたとしても、意識的に繰り返し踊ることが大切です。

 

社交ダンスを楽しむこと

社交ダンスは、ステップの順番や上手になることだけに意識が向きがちです。

第一は、楽しく踊り、気持ちよく感じることだと思います。

無意識のうちに自然に動けるようになることで、社交ダンスの楽しさをいっぱい感じてもらいたいです。

意識から無意識で踊れる部分は、くり返し踊ることで、徐々に増やしていくことです。

経験を重ね、練習を続けることで、次のステップや注意点を考えることなく踊れるようになり、ダンスをより深く楽しむことができます。

社交ダンスは、いろいろな人と踊ることで、技術的な側面だけでなく、気持ちの面のゆとりが生まれるものです。

初心者から上級者へと成長する過程で、無意識のレベルで自然に踊れる部分をゆっくりと増やしていきましょう。

社交ダンスは、まず、楽しく踊ることです。踊り慣れた種目とステップをできるだけ多く踊っていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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