社交ダンスのフリーダンスタイムの不安を減らそう
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「ダンスパーティーやダンスホールのフリーダンスタイム、なんだか緊張する…」そう感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
楽しそうに踊っている、不安や心配など何も感じていないように見える人たちも、始めの頃は同じような不安を乗り越えてきた経験者です。
社交ダンスは、音楽とダンスを通して人と繋がり、自分を表現できる素晴らしい趣味です。
社交ダンスが少し踊れるようになり、さらに心地よく踊れるようになったら、心からの喜びや達成感、そして温かい人との交流の機会も増えると思います。
今日のブログでは、私たちヒロスダンススタジオのヒロスとミスズが、日頃お客様(生徒さん)にお伝えしている、フリーダンスへの不安の原因と、その不安や心配を乗り越え、心からの楽しみと自信を手に入れるための具体的な方法をご紹介します。
なぜ怖い?フリーダンスへの不安、その正体とは?
フリーダンスタイムへの不安を克服するために、まずはその感情がどこから来るのかを理解することが大切です。
不安はぼんやりとしたものではなく、特定の考え方や経験、体の状態と深く結びついていると思います。
- 周りの人にどう思われるだろう…
- 自分の姿勢やホールドといった周りからの見た目が、気になる
- 踊りが止まったり、足を踏んだり、失敗をしたらどうしよう…
- 初めての人と踊る際のフィガーの不安
- 相手が自分の踊りをどう感じているか分からないことへの不安
- 経験豊富な人と自分を比べてしまい、劣等感を感じてしまう
こうした心配や、他人と自分を無意識に比べてしまうことが、フリーダンスへの一歩をためらわせる主な原因になっていると思います。
心と体と技術のトライアングル:不安が生まれるメカニズム
ダンスにおける不安や動きは、「心・技・体」(精神・技術・身体)という三つの要素が互いに影響し合って形作られます。これらのバランスが崩れると、不安が生じやすくなったり、ダンスの質が低下します。
心が技に影響を与える(心→技)
不安や焦り、怒りといったネガティブな感情は、集中力を散らし、体を固くさせ、結果としてリードやフォローといった普段の自分のダンス技術の質を低下させます。
「訳がわからなくなって、つい身体が動かなくなってしまった…」なんて経験はありませんか?これは、心が技術に直接影響を与えた典型的な例です。
技が心に影響を与える(技→心)
ダンスの知識や技術、踊ったことがあるフィガーが足りないと感じると、「このステップ、よくわからないから自信がないな…」というように、自信を持って踊れなくなり、不安が増大します。技術的な不安が、心の余裕を奪ってしまいます。
体が心に影響を与える(体→心)
疲れていたり、体調が悪かったりすると、動きもリードやフォローへの集中力や予測する感覚が鈍り、不安が大きくなります。
「最近忙しくて疲れ気味だからうまく踊れるか心配…」「あるいは、しばらく踊っていなかったから不安…」というように、体のコンディションが心の余裕を奪い、不安を引き起こします。
心が体に影響を与える(心→体)
強い緊張や不安は、体の震えや筋肉の硬直、息を留めてしまうといった具体的な身体反応を引き起こし、ダンスのパフォーマンスを直接妨げます。「本番になると緊張で体が震えちゃう…」というのは、まさにこの状態です。
このように、ダンスの不安は「心」だけの問題ではなく、「技」や「体」の状態とも密接に関わっています。
不安を感じる心や緊張した身体では、普段ならできるはずの踊りがぎこちなくなりミスが増え、その結果さらに自信を失い不安が増大し、心の状態が悪化するという悪循環に陥りがちです。
この悪循環を断ち切るためには、まずこれらの原因を認識し、心技体のそれぞれをバランス良く整えることを意識してみましょう。
不安を減らしフリーダンスを楽しむための具体的な方法
では、具体的にどのようにしてフリーダンスへの不安を乗り越えていけば良いのでしょうか。
ここでは、理解しやすく、取り組みやすいコツと心構えをご紹介します。
「初心者なんです」を上手に伝える方法
違うスキルレベルのパートナーと踊ることへの不安は、誰にでもあります。
大切なのは、自分の経験や苦手な種目を正直に伝えることです。
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初心者として伝える場合: 踊り始める前に、丁寧に伝えましょう。「まだ初心者なので、よろしくお願いします!」「まだ始めたばかりなので、簡単なステップでお願いします」などと笑顔で伝えましょう。
これにより、相手の期待値を調整し、より協力的で無理のないステップで踊ることができます。無理のない優しいステップで、一緒に楽しみたいという気持ちを伝えることが大切です。 -
経験豊富な人と踊る場合: 相手のリードを信頼し、無理に合わせようとしすぎないことがポイントです。むしろ、リードを感じ取り、そこから何かを学ぼうという気持ちで踊ってみましょう。普段より上手に踊れている自分を発見したり、新しい動きの感覚をつかむ良い機会となるはずです。
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経験の浅いパートナーと踊る場合(自分が上達してきたら): 今度はあなたが相手を思いやる番です。忍耐強く、基本的なステップで明確にリードし、相手がリラックスして楽しめるように心がけましょう。相手の緊張を和らげるような、優しい声かけも心がけましょう。
踊れば踊るほど楽しくなる!経験が自信を育てる
フリーダンスの自信と楽しみを築く上で、経験は何にも代えがたい役割を果たします。
踊る機会があれば、短い時間でも構いません。まずは踊る回数を増やし、さらに色々な人と踊ることに挑戦してみてください。
フロアに立ち、音楽を感じ、誰かと踊る。この経験そのものを積み重ねていくことが大切です。
社交ダンスで快適に、そして楽しく踊れるようになるまでには、良い日もあれば、そうでない日もあるでしょう。それは自然なことです。一喜一憂せず、長い目で見て自分の成長を信じることが大切です。
あなたのペースで、社交ダンスを楽しんでください。最終的な目標は、ダンスを通じて個人的な喜びと人との温かい繋がりを見つけることです。
社交ダンスの知識や経験は、人それぞれです。他人と比べるのではなく、自分なりに楽しく踊っていく中で、きっとフリーダンスへの不安が減り、楽しみたいという気持ちが大きくなるはずです。
ヒロスダンススタジオのレッスンでは、決まったフィガーで踊る場面だけでなく、自由なステップの順番で踊る時間もしっかりと確保しています。
フリーのダンスタイムで不安を少なく踊れるような実践的なレッスンを心がけています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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