社交ダンスのタンゴ上達のコツ:情熱とキレを表現するための3つのポイント

情熱のダンス「タンゴ」、他のスタンダード種目と違う楽しさ

社交ダンスのスタンダード種目と違う中でも、1種目だけ異なる、情熱のダンスが「タンゴ」です

力強く、キレのある動き、そして、動きだしの静けさと、険しい感情表現を楽しみたいダンスです。

タンゴは、他のスタンダード種目とは、異なる特徴を多く持っています。

「ワルツやスローは得意だけど、タンゴはちょっと苦手」そんな方がいるのは、タンゴには、特別な動きがあるからだと思います。

今日のブログでは、お客様(生徒さん)が、タンゴを安心して、そして納得感を持って踊るための、3つの重要なポイントについて書いていきたいと思います。

ポイント1:ズレない「コネクション」が、一体感が大事

タンゴにおいて、まず意識すべきは、「コネクション」です。

タンゴのコネクションでは、男性の右腕と、女性の左腕のコンタクトが重要になります。

タンゴにおけるコネクションは、単なるホールドではなく、タイミングやキレの共有を生みます

つまり、タンゴのコネクションは、単に「触れている」だけでは、不十分です。

肘と肘の間に、ズレや遊びがないように、しっかりとコンタクトを取り、お互いのエネルギーを感じ合うことが大切です。

この「しっかりとした強いコネクション」が、プロムナードポジションと、クローズドポジションの、スムーズな切り替えを可能にし、タンゴ特有の、キレのあるシャープな動きを生み出しやすくなります。

ポイント2:「姿勢と軸」が、力強さと美しさを生む

タンゴは、他のスタンダード種目と異なり、スウェー(体の傾き)を使いません。

そのため、背筋を伸ばした、体幹を意識した姿勢が、非常に重要になります。

良い姿勢と軸は、先ほど述べた「コネクション」を、より効果的にする、土台となります。

  • 背骨を、真っ直ぐに伸ばす
  • 両肘、腹筋、背筋を適度に占める
  • お腹を軽く引き締め、体幹を意識する

但し、タンゴは、キレを出すために、全体としては、他のスタンダード種目以上にリラックスして踊る意識が重要です。

リラックスすることで、体の可動域が広がり、より大きく、より速く動けるようになります。また、力みが抜けることで、動きに無駄がなくなり、結果としてキレのある動きに繋がるからです。

ポイント3:「音楽」を理解し、感情を表現する

タンゴは、情熱的で、ドラマティックな音楽が特徴です。

他の種目と同じですが、タンゴも音楽を、ただ聴くだけでなく、深く理解し、感情を込めて表現することが、タンゴをタンゴらしく踊る上で、非常に大切です。

技術的な部分や、姿勢を意識することも重要ですが、それ以上に、「音楽を、どれだけ表現できているか」が、あなたのタンゴの、「質」を大きく左右します。

タンゴは、より「静」と「動」のコントラストが、はっきりしています。音楽をよく聴き、その緩急や、感情の起伏を、体全体で表現する意識をもって踊りましょう。

タンゴは、ラテンダンス!?その「違い」を知ろう

最後に、タンゴを踊る上で、ぜひ知っておいてほしいことがあります。

それは、タンゴは、他のスタンダード種目とは、大きく異なる特徴を持っているということです。

よく、「タンゴは、ラテンダンスのように情熱的」と言われます。

これは、単に音楽や雰囲気だけでなく、足の運びなど、技術的な面でも、他のスタンダード種目とは異なる部分があるためです。

こうした「違い」を理解し、タンゴならではの表現を学び、理解することで、あなたのタンゴは、もっともっと、「タンゴらしく」、そして、「情熱的に」踊れるようになるはずです。

3つのポイントで、タンゴを上手になろう!

  1. しっかりとしたコネクション
  2. 背筋を伸ばした、体幹を意識した姿勢
  3. 音楽への深い理解と、感情表現

この3つのポイントを意識して、レッスンや練習、そしてダンスタイムを、思いっきり楽しんでください。

私たち(ヒロスとミスズ)一緒に、楽しみながら、タンゴを楽しく学び、楽しく踊っていきましょう。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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