社交ダンスのスタンダードの「立体的なホールド」を目指す理由
社交ダンスのスタンダードにおいて、美しく、そして踊りやすいホールドを作ることは、永遠のテーマだと思います。
初心者から上級者まで、誰もが一度はホールドの形に悩み、試行錯誤を繰り返すものです。
私たちヒロス&ミスズも、日々ホールドの確認と練習を重ねています。
(ポイント:多少の意見の違いを理解し合いながら行っています。)
ホールドの改善点は、個人のレベルや経験によって大きく異なります。
もちろん、トップダンサーのホールドを参考にすることも大切ですが、まずは、今の自分にとって最も効果的な改善ポイントを見つけ、段階的に理想のホールドに近づけていくことが重要です。
今日のブログでは、スタンダードのホールドを「立体的」にするためのポイントについて書いていきます。
立体的ホールドは、見た目の美しさだけでなく、踊りやすさにも直結する、非常に重要なことです。
まずはここから! 男女、個々の「立体的」な形作り
美しいホールドは、カップルとして形を作る前に、まず男女それぞれが「立体的」な形を作ることが大切です。
以下のポイントを意識して、個人の立ち方を練習してみてください。
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お腹の引き上げ:
- おへそを背骨に近づけるように、お腹を引き上げます。
- これにより、自然と背筋が伸び、姿勢が良くなります。
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肩のポジション:
- 肩を一度上げてから、ストンと下ろし、リラックスさせます。
- 次に、肩甲骨を後ろから前に出すようなイメージで、肩を下げて頭を持ち上げる感じにする。
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意識: 首を長く見せたい!そんな気持ちで行うといいと思います。
これらのポイントを意識するだけで、上半身に立体感が生まれ、ホールド全体の印象が大きく変わります。
カップルで意識する「立体的」ホールドのポイント
次に、実際にホールドを組んだ際に、立体感を出すためのポイントです。 それは、「男女の左右へのズレ」を意識することです。
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立ち位置:
- 真正面に立つのではなく、男性は女性の右側に、女性は男性の右側に、ズレて立ちます。
- このズレが、ホールドに奥行きと立体感を生み出します。
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確認ポイント:
- 踊り始めはこのズレを保てていても、踊っているうちに徐々に正面に近づいてしまうことがあります。
- 時々、鏡で確認したり、お互いに指摘し合ったりして、ズレを意識し続けるようにしましょう。
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男性の右腕の位置:
- 男性の右腕(肘や手首)の位置も重要です。
- 正しい位置を保つことで、女性をサポートしやすくなり、ホールド全体の安定感が増します。
- 具体的な位置は、先生に確認したり、動画を参考にしたりして、自分の体に合った位置を見つけましょう。
「立体的ホールド」がもたらす効果
ホールドを立体的にすることで、
- 見た目が美しくなる
- 踊りやすくなる(リード&フォローがスムーズになる)
- より豊かな表現ができるようになる
など、様々なメリットがあります。
経験とともに「立体的ホールド」を更新が必要!
今回は、スタンダードのホールドを立体的にするためのポイントについて書きました。
ホールドは、経験を重ねるごとに、改善点が変化していくものです。
常に「立体的ホールド」を意識し、その時々の自分に合ったホールドを追求していくことで、スタンダードのダンスはさらに上達し、より楽しくしていきましょう。
ぜひ、次回のレッスンや練習の際には、今回ご紹介したポイントを意識して、立体的ホールドに挑戦してみてください!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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