社交ダンスにおける手のつなぎ方とコンタクトの重要性

社交ダンスの手のつなぎ方とコンタクトの重要性について

美しいフレームを作ったり、なめらかなリードやフォローを可能にするには、パートナーとの繋がりを意識した手や腕のつなぎ方とコンタクトが大切です。

多くのカップルが手のつなぎ方やコンタクトで損をしているかもしれません。

これまで、いくつものブログで書いてきましたが、(記事一覧はこちら

今日のブログでは、社交ダンスにおける手のつなぎ方とコンタクトの重要性について、ラテンダンスとスタンダードダンスそれぞれの特徴を踏まえながら改めて、書いていきたいと思います。

ラテンダンスにおける手のつなぎ方とコンタクト

ラテンダンスは、手のつなぎ方もスタンダードダンスに比べて自由度が高く、様々なバリエーションが存在します。

ラテンダンスの基本的な手のつなぎ方は、

  • クローズドホールド: 男性の左手と女性の右手をつなぎ、女性の左手は男性の右腕に乗せます。
  • オープンホールド: 男性の左手と女性の右手のみをつなぎます。

ラテンダンスでは、これらの手のつなぎ方をステップに応じて使い分けて変えます。

クローズドホールドからオープンホールドに移行したり、ポープンポジションでは、お互いの距離感を変化させ、ダイナミックな動きも加わります。

また、手のひらの向きや肘の角度を調整することで、より良いリード&フォローになります。

例えば、ロープスピンで男性の左手が上に向いてしまうと、女性を釣り上げてしまい、うまくリードできず、回転がスムーズに行えません。

音楽やステップ、表現に合わせた、圧力や強弱というコンタクトの変化を目指そう

ラテンダンスでは、片手だったり、少ないコンタクトで、お互いの動きや体重移動を伝達し、一体感を生み出すことになるので難しい部分もあります。

リード&フォローと呼ばれる、男性がリードし女性がそれに従うという役割分担において、少ないコンタクトのなかで、 お互いの体の動きを常に感じ取れるように、手や腕の感度を上げておくことが重要です。

コンタクトをスムーズに行うためには、まずは、お互いにしっかりと立つことが重要です。 お互いに相手の動きを感じ取れるように、適切な圧力で手を握ることを心がける必要があります。

特に、女性は、適度にリラックスした状態の肩やひじ、手首の状態を保つことで、女性自身の動きを男性の手に伝えやすくなります。多少の腕の重みが男性に伝える意識をもっていいと思います。

ラテンダンスのコンタクトが、音楽やステップ、表現に合わせた、圧力や強弱の「変化が出てきたなー」と感じられるようになると、さらにラテンを踊っている楽しさを感じやすくなります。

スタンダードにおける手のつなぎ方とコンタクト

スタンダードダンスは、優雅で洗練された動きが特徴のダンスです。ラテンダンスに比べて、手のつなぎ方やコンタクトはより決まった形に定められていると考えた方がいいです。

スタンダードダンスの基本的な手のつなぎ方は、クローズドホールドです。

スタンダードダンスでは、このクローズドホールドから、プロムナードポジション(PP)やアウトサイドにポジションを変えるときに、両肘を水平に保つ意識を持っておくと踊りやすいことが多いと思います。

プロムナードポジションやフォールアウェイポジション、タンゴとそれ以外の種目との違いなど、それぞれ異なる手やコンタクトの位置関係をゆっくりと理解していきましょう。

スタンダードはボディの距離感を保つ意識を持とう

スタンダードダンスでは、踊る相手や経験によってボディコンタクトを通じて、お互いのバランスを保ち、一体感を生み出すこともあります。

基本は、手と腕になります。ボディーが離れている場合、その相手とのボディーの距離を一定に保つことを意識しながら踊れば、ボディーコンタクトした動きに近くなると思います。

コンタクトを安定させるためには、お互いの姿勢や腕、体の使い方が重要になります。

実際の位置や形ももちろん大事ですが、どのようなイメージを持ってホールドしているのかも、とても重要です。

また、良いホールドとコンタクトを保つためには、相手に寄りかかったり、つかまったりしないことが大切です。

そのためには、頭の位置が重要です。頭の位置を正しく保つことで、しっかりと立つことができ、バランスを維持しやすくなります。

足元だけでなく、コンタクトとホールドも意識しよう

社交ダンスにおいて、手のつなぎ方とコンタクトは、男女が一体感を生み出し、美しい踊りを表現するために非常に重要な部分です。

スタンダードとラテン、それぞれのダンスの特徴を理解し、適切な手のつなぎ方とコンタクトを丁寧に学ぶことが、上達につながります。

コンタクトとホールドは、バランス感覚やリード&フォローの技術を発揮するためにも大切です。

社交ダンスは、足元ばかり意識が向きがちですが、相手と接する部分の手や腕の圧力や位置など丁寧にしっかりと学ぶ時間を作るといいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

*****************************************
ヒロスダンススタジオ 

◆社交ダンス教室です:競技向けではありません
 日曜日の社交ダンスレッスンもやっています。
ステップを覚えるよりリードのフォローのコツを大切に考えています。
  ★★趣味と遊び、健康づくりのための社交ダンスレッスンです。
 
◆お友達・個人の練習向けとして
 時間貸しスタジオとして借りられます:
 楽器、音楽、ダンス、余興の練習など
  ★★練習場所としてご利用ください

◆先生向け時間貸しスタジオとして借りられます:
ダンス、楽器などの
  ★★レッスン会場としてご利用ください

静岡市清水区村松699-1

【電話はこちら】
054-334-7115 

【メールはこちら

『ネットでみました』でお話ください。
電話・メールをお待ちしております。
 
お問い合わせ担当は、ミスズです。

※当スタジオでは
パーティーや発表会は
好きですが開催しておりません。
 
趣味と遊び、ダンス運動による健康づくりを目的とした
社交ダンスレッスンを楽しんでいただいております。

 おしゃべり、運動、気分転換
※健康寿命、健康長寿のためにも社交ダンス!
身体の健康づくり
頭の健康づくり
心の健康づくり
美しく歳を重ねる美づくり

【ヒロスダンススタジオの役割と使命】
ヒロスダンススタジオは、社交ダンスを通じて人々が幸せで、身体と頭、こころも健康な生活を送れることを目指しています。社交ダンスの普及に努め、より多くの人々が穏やかな気持ちで過ごせるように活動していきます。
*******************************************
 
▶X(旧ツイッター)でレッスン内容や、社交ダンスのコツを
 投稿しています。
     https://twitter.com/Hirosu050Studio  

▶インスタグラム
 https://goo.gl/s1Qi7L

コメント