その「感覚」、その「視点」、成長のサインかもしれません!
社交ダンスを続けていると、ある時ふと、以前とは違う感覚や視点が生まれてくることがありませんか?
「あれ?今日の自分の踊り、なんだかいつもと違うな…」
「あの人の踊り、前はすごいとしか思わなかったけど、今は具体的にどこが良いか分かる気がする…」
そんな変化を感じ始めたら、それはあなたのダンスが確実にレベルアップしている証拠だと思います。
今日のブログでは、社交ダンスの上達に伴って現れる「感覚」と「見る目」の変化について書いていきます。
「今日の調子が分かる!」:それは”踊る感覚”が育ってきたサイン
レッスンや練習を始めたばかりの頃は、自分の動きが良いのか悪いのか、なかなか判断がつかないと思います。
先生や仲間に言われた通りに動くので精一杯、という方も多いからだと思います。
しかし、経験を重ねるうちに、 「今日はなんだか動きやすい。」 「このステップ、いつもよりスムーズに動けるな。」
あるいは逆に、
「なんだかしっくりこない。」 「バランスが取りにくい。」 といった、その日の自分の踊りの「調子の良し悪し」を感じ取れるようになってきます。
その理由は、あなたの体が、ダンスの動きやバランスに対して、より敏感になっている証拠だと思います。
自分の「体の声」を聞けるようになってきた、素晴らしい成長の証拠だと思います。
「あの踊り、素敵!」:それは”見る目”が養われてきたサイン
最初は圧倒されるばかりだった上手な人の踊りや、競技会の踊りなど。
自分以外のすべての人が上手に見えて、焦ってしまうことも多いと思います。
それが、だんだんと具体的に見えてくるようになります。
「あのカップルのホールドは安定しているな。」 「この選手のステップはキレがある。」 「音楽の表現が素晴らしいな。」
そして、自分なりに「どのカップルが一番かな?」「自分ならどう評価するかな?」と、自分なりに、踊りの良し悪しを判断したり、順位を想像したりできるようになってきたら、それはあなたの「見る目」が確実に養われてきた証拠です。
ただ漠然と見ていた状態から、良い踊りのポイントや、表現(踊りや姿勢)の違いを理解し、分析できる力がついてきたということです。
「感覚」と「見る目」が拓く、新たなダンスの扉
この「踊る感覚」と「見る目」が育ってくると、社交ダンスはさらに面白くなります!
- 自分の「好き」と「得意」が見えてくる!
「この種目を踊っている時が一番楽しい!」「このステップは、なんだか得意かも?」といった、自分に合った踊りが見つかりやすくなります。 - 練習の目的がハッキリする!
理想の踊りとの違いが具体的に分かるようになるため、「次はここを改善しよう」「このテクニックを重点的に練習しよう」と、レッスンや練習の目的が明確になり、より効果的な取り組みができるようになります。 - 上達への道筋がクリアになる! 自分の現在地と目標地点が分かることで、漠然とした練習ではなく、具体的なステップを踏んで上達していくことができます。
さらにダンスを楽しむために – 次のステップへ!
自分の感覚や見る目が磨かれてきたら、ぜひ次のステップへ進んでみましょう。
- 「得意」をとことん磨く: 好きな種目や得意なステップを、さらに深く学び、踊りに磨きをかける。
- 新しいステップの挑戦を楽しむ: これまで難しいと感じていたステップや、ルーティン(憧れの振り付け)に挑戦してみる。
- 自分の「調子」を知る: その日の体調や気分に合わせて、練習内容を調整したり、無理せず楽しむ日を作ったりする。
- 「見る」練習を続ける: たくさんのダンス動画を見たり、競技会に足を運んだりして、「見る目」をさらに養い、自分の踊りに活かせるヒントを見つける。
変化を楽しみ、もっと深く社交ダンスの世界へ!
自分の体の感覚や、踊りを見る目が変わってきたと感じたら、それはあなたが社交ダンスと共に成長している素晴らしい証です。
その変化を喜んで、自信を持ってもらいたいです。
そして、その磨かれた「感覚」と「見る目」を活かして、自分の得意なこと、好きなことを見つけ、練習の目的を明確にし、時には新しい挑戦を楽しみながら、もっともっと深く、社交ダンスの世界にハマっていきましょう!
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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