パートナーの男性が輝きだす!社交ダンスが上達する女性の「隠れリード」とは

あなたのフォローで、パートナーはもっと輝く

3,657回目のブログを始めます。

ブログを読む前、読んだ後に、今回のブログ記事についてAIの対談の音声もお楽しみください。

社交ダンスを楽しんでいる女性の皆さん、こんな経験はありませんか?

いつも一緒に練習しているパートナーの男性が、女性の先生と踊ると、なんだかいつもよりスムーズに踊っているように見えること。

「先生だから上手なのは当たり前」と感じるかもしれませんが、その秘密、フォロー役である女性のちょっとした意識の違いにあるのかもしれません。

今回の記事では、男性のリードを最大限に引き出し、お二人のダンスをさらに上のレベルへと引き上げる、女性のための「隠れリード」のコツについて、お伝えします。

なぜ?先生と踊る男性がいつもより上手に見える理由

レッスン中やパーティーで、男性の生徒さんが女性の先生と組んで踊っている姿を見ると、普段よりも伸び伸びと、そして的確にステップを踏んでいるように感じられることがあります。

もちろん、女性の先生の上手なリード技術があるのは大前提です。しかし、それだけではありません。

実は、フォロー役である女性が、ご自身の動きを明確にイメージし、それを男性に伝えることで、男性のリードをより引き出しやすくしているのです。

つまり、フォロー役の女性が持つ「踊りの意志」が、男性の踊りをより良くするということです。

「待つ」姿勢になっていませんか?リードに頼りすぎるフォローの落とし穴

多くの女性ダンサーは、「男性のリードに正確に合わせること」を最も重要だと考え、常にその意識を向けています。これはフォローの基本として非常に大切なことです。

しかし、その意識が強すぎるあまり、次のステップをただ「待つ」だけの姿勢になってしまいがちです。

シャドー練習でわかる男女の意識の違い

この意識の違いは、シャドー練習(一人で踊る練習)をしてみると顕著に現れる場合もあります。

男性は、ルーティン(決まったステップの順序)を一人でも最後まで踊りきれることが多いのに対し、女性は途中で動きが止まってしまうことが少なくありません。

これは、ステップの順番を覚えているかどうかよりも、普段からいかに男性のリードに頼り、そのリードを意識して踊っているか、という違いの表れかもしれません。

女性の先生と踊ると男性が上手にみえるのは、先生がご自身の踊りを完璧に理解し、表現しているからこそ。その結果として、男性は次の動きを予測しやすく、安心してリードに集中できるからだと思います。

自立したフォローが、最高のリードを生む

もちろん、次のステップをリードするのは男性の大切な役割です。その大原則は変わりません。

しかし、そのリードの中で、女性がご自身の踊りのタイミングやバランス、美しい体の使い方を表現することで、結果的に男性を助け、二人の踊りをより調和のとれたものにすることができると思います。

リードにただ従うのではなく、「自立したフォロー」を身につけること。これが、二人で踊るダンスを次のレベルへ進めるポイントの一つです。

まずはここから!一人でルーティンを踊りきる練習

では、具体的に何をすれば良いのでしょうか。 まずは、いつも踊っている、踊り慣れたルーティンを、音楽に合わせて女性一人で最後まで踊りきる練習をしてみてください。

最初は戸惑うかもしれません。しかし、この練習を繰り返すことで、リードに頼りきりだった部分が明確になり、ご自身のタイミングやバランス感覚を養うことができます。

自分の力でステップを進めて、一つひとつのフィガーを完結させる感覚を掴むことが大切です。

主体的なフォローで、男性のリードも二人の踊りも良くなる

女性がご自身の踊りに主体性を持つことは、決して男性のリードを邪魔することではありません。むしろ、しっかりとしたフォローがあるからこそ、男性は自信を持ってリードすることができるのです。

「隠れリード」とも言えるこの主体的なフォローを身につけることで、パートナーの男性はもっと輝き、お二人のダンスはこれまで以上に楽しく、美しいものになるはずです。

ヒロスダンススタジオでは、こうした一人ひとりのレベルに合わせた心と身体の使い方まで、丁寧にレッスンしています。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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