なぜ社交ダンスのレッスンは少し早口?暗記しないレッスンで得られること

レッスン中の早口の理由:自然な学びと記憶で良いから

私(ヒロス)の社交ダンスのレッスンを受けていると、「ちょっと早口だな」と感じたことはありませんか?

もしかしたら、全部覚えなきゃ!と思いながら聞いていることで、そう感じるときもあるのかもしれません。

私たち(ヒロスとミスズ)がレッスンで少し早口になるのには、理由があります。

それは、レッスン内容をすべて暗記しようとするのではなく、
大切なポイントや瞬間的に理解できる部分だけを自然に記憶に残してもらいたい
と考えているからです。

読書のように、自然に記憶に残る

この考え方は、私の読書に関する考え方とよく似ています。

たくさんの本を読みたい時、多くの文章や知識を覚えようとすると、なかなか読み進めません。

大切な部分や作者が伝えたいことは、繰り返し出てくるので自然と記憶に残るだろうと考え、読み進めています。

暗記しよう、覚えようとせず、どんどん読み進めることで、その本から得られる自分にとって大切な部分だけが自然と頭に残ると考えれば、気楽に読書を楽しめます。

記憶に残るのが全体の4%程度だとしても、たくさんの本を読むことで、より多くの「大切な部分」に出会える可能性が高まると思います。

レッスンでは「全部覚えよう」としなくて大丈夫

社交ダンスのレッスンでも同じです。

足の位置やカウントなど、正確さが求められる部分については、ゆっくりと丁寧に説明することを心がけています。

しかし、コツや注意点など、その都度すべてを暗記しようとすると、頭が疲れてしまいます。

私たち(ヒロスとミスズ)が少し早口でレッスンを進めるのは、「全部覚えなきゃ」という意識から「大切なところだけ覚えれば良いんだ」という意識に変わってほしいと考えているからです。

何度も繰り返すから、自然と身につく

私たち(ヒロスとミスズ)は、レッスンで同じことを何度も伝えます。

さらに、言い方を変えたり、具体的な例を変えたりすることで、お客様(生徒さん)が、様々な角度から理解を深め、記憶に定着しやすくなるように工夫しています。

レッスン中は、「大事なこと」「できていないこと」「改善したほうがいい部分」「コツ」などを、すべて覚えようとするのではなく、「また別の機会にも教えてもらえる」という安心感を持ってレッスンに臨んでほしいと思っています。

リラックスして、レッスンを楽しもう!

暗記しよう、覚えておこうという心理的な不安を取り除くことで、記憶に残った部分だけが今の自分にとって本当に必要な部分だと捉え、リラックスしてレッスンを受けられるはずです。

次回のレッスンでは、「聞き流す中で、今の自分にとって参考になる部分だけ記憶に残ればいいな」というくらいの気持ちで、気軽にレッスンを受けてみてください。

大切なことや改善点は何度も伝えるので、安心してください。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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