褒めるときは理由を添えて:社交ダンスを通して学ぶ、より良いコミュニケーション

言葉は心を動かす力を持つ

私たち(ヒロスとミスズ)は、ヒロスダンススタジオで社交ダンスとツイストダンスのレッスンを行う際に、お客様(生徒さん)を「褒める」ことを大切にしています。

そして、ただ漠然と褒めるのではなく、必ず「理由」を添えるように心がけています。

今回は、社交ダンスのレッスンを通して気づいた、「理由を添えて褒める」ことの大切さについて書いていきます。

褒めるポイントを見つける:観察と共感

Google AppSheetでレッスン内容を管理しながら、毎回のレッスンでお客様(生徒さん)の動きを注意深く観察しています。

以前と比べて良くなった部分、その日の踊りで特に調子の良い部分など、褒めるポイントを見つけるように意識しています。

今日の踊りと以前の踊りの違いを見つけることは、褒める上で最も重要なポイントです。

しっかりと見ているからこそ、そして一緒に組んで踊っているからこそ、気づくことができるのです。

もちろん、お客様(生徒さん)の調子が悪い部分にも気づくことがあります。

しかし、以前できていたこと、普段はできていることなら、その日のレッスンの調子が悪くても、問題視せず、「気にしないよう」と伝えることも大切だと思います。

社交ダンスは心の状態が反映される

踊る種目の順番や新しいステップ、レッスンの後半で疲れてきたときには、普段ならうまくいく踊りも、うまく踊れないことがあります。

社交ダンスは、その日の調子が良いか悪いか、はっきりと現れるダンスです。

踊り慣れたステップの出来栄えの変化は、身体の調子よりも、気持ちの状態に大きく左右されるように感じます。

また、レッスン開始直後は、まだ日常のテンションが残っていることが多いですが、20分から40分ほど経つと、ダンサーとしての意識が高まり、ダンスに集中することで、踊りが良くなることが多く見られます。

理由を添えて褒める効果:成長を実感し、モチベーションを高める

その日のレッスンの中で、上手に踊れた部分、以前と比べて良くなった部分、特定のステップが上手にできた部分などを褒めるときには、必ず理由を伝えるようにしています。

私たち自身も、意識してみている部分に集中しがちなので、上手に出来ている部分を見落とさず、しっかりと全体を見るように注意しています。

重要な目的は、お客様(生徒さん)自身も気づいていない成長や上達を、言葉で伝えることで、しっかりと認識してもらい、少しでも気分良く、次のステップに進んでいただきたいからです。

より良いコミュニケーションのために

理由を添えて褒めることは、社交ダンスだけでなく、日常生活やビジネスの場面でも大切なことです。

理由を伝えるためには、相手をしっかりと観察し、変化に気づく努力が必要です。

そして、その努力は、相手への理解を深め、より良い人間関係を築くことに繋がるはずです。

☑お互いに、相手の良いところを見つけて、理由を添えて褒め合う

そんな温かいコミュニケーションが、それぞれの人の周りにもっともっと広がっていくと良いですね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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