「なんか、合わない…」その感覚、放置していませんか?
こんにちは!ヒロスダンススタジオのヒロスです。(今回で3,663回目のブログ更新です)
今回のブログを読む前、読んだ後に、このブログについての会話音声をお楽しみください。
気の合う仲間やパートナーと楽しく過ごしているはずなのに、ふとした瞬間に会話がギクシャクしてしまった…。そんな経験はありませんか?
このようなことは、日常生活だけでなく、社交ダンスのレッスンや練習の場でも非常によく起こることです。
ステップのタイミングが合わなかったり、フットワークの感覚がしっくりこなかったりすると、なんとなく気まずい雰囲気に…。
しかし、この「ギクシャク」や「すれ違い」は、決して二人の相性が悪いからではありません。
その「ギクシャク」には、必ず解決できる理由が隠されています。
この記事では、その原因を紐解き、「ギクシャク」しそうになった時の考え方について解説します。
そして、ダンスを何倍も楽しくするためのコミュニケーションのヒロス流のコツをお伝えします。
なぜ「ギクシャク」は生まれるのか?2つの大きな原因
会話やダンスのリズムが乱れるのには、主に2つの原因が考えられます。
それは、日常生活やビジネスの場面でも共通する、人間関係の根本的な問題でもあります。
原因1:基礎の解釈や「理想の踊り」のズレ
社交ダンスには、ステップやフットワークといった基礎的な動作があります。
しかし、この基礎に対する解釈や「こう踊りたい」という理想が、人によって微妙に異なっていることがあります。
例えば、あるステップに対して「もっと軽やかに、流れるように踊りたい」と考える人もいれば、「一つひとつの動きをしっかり床に伝え、力強く表現したい」と感じる人もいるという違いです。
どちらが正しいというわけではありません。しかし、この目指す方向性のわずかな「ズレ」や、そもそもの基礎基本に対する理解の違いが、お互いの動きに違和感を生み、「ギクシャク」した雰囲気につながってしまうと思います。
原因2:お互いの「情報量」のアンバランス
もう一つの大きな原因は、お互いが持っている情報量の差です。
社交ダンスで例えるなら、一方が新しいステップを習ったばかりでまだ身体に馴染んでいないのに対し、もう一方はすでにそのステップを完璧にマスターしている、といった状況です。当然、二人の動きにはバラつきが生まれます。
これは日常生活でも同じです。ある問題に対して、どれだけ深く知っているか、どれだけ多くの経験を積んでいるかという「情報量の差」が、意見の食い違いや、すれ違いの壁を作り出してしまっていることが多いです。
問題解決の前に!「ズレ」を埋める対話のススメ
では、どうすればこの「ギクシャク」を解消できるのでしょうか?
特に、趣味や健康づくりのために楽しむ社交ダンスの場では、問題そのものを性急に解決しようとする前に、まずお互いの「ズレ」を丁寧に埋めていく対話が何よりも大切です。
焦らず、以下の会話の手順を試してみてください。
ステップ1:まずは「どのくらいズレているか」を確認する
「なんだか合わないな」と感じたら、まずはその原因を探る前に、「動きに与える考え方が、どれぐらいズレているのか」を冷静にお互いに確認し合いましょう。
「私はこのステップをこう感じているんだけど、あなたはどう思う?」
このように、相手の考えを尋ねてみるだけで大丈夫です。
断定的な言い方ではなく、疑問文で尋ねる。この一言が、穏やかにお互いのギャップに気づくきっかけとなり、解決への第一歩となります。
ステップ2:ズレを埋めるために、たっぷり話す
お互いの認識のズレが確認できたら、それを最小限にするために、時間をとってじっくりと話し合ってみましょう。
ダンスであれば、「このステップのとき、どんな感覚で踊ってる?」「どこに一番意識を向けてる?」と具体的に聞いてみる。日常生活なら、「この問題について、どう捉えている?」「何を一番大切にしたい?」とお互いの視点や理想、意識していることを共有しましょう。
このように、お互いの考えや持っている情報をオープンに交換することで、少しずつズレが埋まっていきます。
ステップ3:「本当の原因」に気づく瞬間
対話を重ねていくと、多くの場合、ステップが合わない、意見が食い違うといった表面的な問題そのものよりも、その前段階にある「お互いの理解のズレ」こそが本質的な原因だったと気づくはずです。
この「気づき」こそが、関係性を「ギクシャク」させずに、前向きな取り組みへ進めるための重要なポイントとなります。
対話が生み出す「納得感」と前向きな関係
お互いの前提条件や考え方のズレを埋める対話を重ねると、不思議なほど問題解決への「納得感」が高まります。
社交ダンスなら、「なるほど、そういう感覚だったんだね。じゃあ次はこうしてみようか」「そのやり方も一度試してみよう!」といった、穏やかで建設的な提案が自然と生まれてくるはずです。
これはビジネスや日常のコミュニケーションでも全く同じです。お互いが心から納得した上で物事を進められるからこそ、その後の関係はよりスムーズに、そしてより楽しいものへと変化していくのです。
社交ダンスも、日々の暮らしも、コミュニケーションの「ズレ」を丁寧に解消することで、問題解決が驚くほど楽になります。
その結果、ダンスなら最後まで心からの笑顔で踊りきることができ、仲間やパートナーとの時間も、より一層豊かでかけがえのないものになるはずです。
次回のレッスンや日々の会話で、ぜひこの「ズレを埋める一歩」を試してみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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