相手を観察して相手に役立つ踊りができたら楽しい
社交ダンスは、常に相手と組んで踊るダンスのため
自分が上手に踊れたときには
相手のリードやフォローに感謝の気持ちを伝えたくなります。
社交ダンスも、日常生活も、ビジネスでも
自分が頑張って、いい感じの成果を出せたとき
その成果が出せたほとんどの理由は、周りの人の応援や協力があるからだと思います。
自分一人が上手に踊ったからだとか
自分一人が頑張ったからなど
自分一人でうまくいくことは、少ないですね。
特に、社交ダンスは、一人で踊っても大きな踊りキレのある動きに限界があります。
一人で立てるバランス範囲、一人で動ける可動範囲には限界があるからです。
一方で
相手の助けにより
一人では立てないバランス、一人では動けない可動範囲を使えるようになり
大きな動き、気持ち良い踊り、キレある動きができます。
相手の力や相手の役割の助けに感謝するだけでなく
逆の立場になって
相手の動きを良くするために
自分の動作や力を役立てたいと思うことは自然なことだと思います。
自分が頑張ろうと思いすぎると相手の要望を見落としがち
相手のために、リードやフォローを上手にして
相手の役に立ちたい。その気持が強くなればなるほど、
自分のテクニックや自分の成長ばかりに意識が向いてしまいます。
その時は、次の注意が必要です。
◆自分が鍛えたテクニックを
相手が誰であっても、同じように使ってしまうという危険です。
相手に役に立ちたいと思ったとき
すぐに、自分のテクニックを発揮するかを考えがちです。
その前に、
相手の観察が大事です。
一人ひとり誰もが違うことを理解し
ちょっと大変ですが
その一人ひとり違うことに対応した自分の役割を果たせると良いと思います。
大事なことは、相手の体力や経験をたっぷりと観察することです。
相手に役立ちそうなことなことは、これかな???
という想像をすることです。
・バランス悪くて立てていないな~
というときには、相手の体重が、左右交互にしっかりと移せるように助けたり
・大きく踊りたいと思っている方には
自分の内回りとして役割にいつも以上に意識を持って踊ったりと
相手をしっかり観察したり会話の中で
その相手が求めていたり、役立つと思うことを見つけた上で
相手の役に立てるといいと思います。
ただ、難しいことは
ともかく、相手は、一人ひとり違うということ。
前回の成功体験だったり、同じような動きや役割が違う相手に対して同じように役立つことは少ないということは事前知識として知っておくとより良いと思います。
自分もまわりの人と同じように一人ひとり違うということも常に再確認したいことですね。
社交ダンスでも
日常生活でも
ビジネスでも
自分が何ができるかなと思う前に
現状の観察と相手が求めていることを知ってから
相手の役に立つだろうということに
自分のテクニックや役割を果たせていけるといいと思います。
カップルダンスの社交ダンスから学んだ
ヒロス流考え方でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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